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鷹野隆大「イン・マイ・ルーム」

      ●概 要   独特なスタンスで男性ポートレイトを撮り続ける写真家・鷹野隆大。室内の照明セットの中でいくつかのありふれたポーズをとらせながら、人物がまとう様々な衣装を剥ぎ取っていく。人物の日常的な属性は形式化さ…

浅川正樹 「オプティックナーヴ -仮想の光芒」

    ●概 要   風景の中のある特定の「色」(もしくは「形態」)を抽出することで、網膜上に新鮮な風景を焼き付ける作品を発表している浅川正樹。グラフィック・デザインの最前線で実績を残しながらも、デザインの枠組みにとどま…

春木麻衣子「●○」

      ●Artist Statement   ●○  1.勝負は一瞬で決まるもの。    白黒は決断の要。    大事にしたいこと見失わないために真ん中に置いておきたい。  2.表紙黒には黒 開けて1ページ目に白に…

森村泰昌「卓上のバルコネグロ」

(C)Morimura Yasumasa   ●概 要   森村泰昌が80年代半ばに取り組んだ初期のモノクロームの静物写真は、銀塩写真がもっとも生き生きとした実験を繰り返していた20-30年代のモダニズム写真にも通底して…

児嶋サコ SAKOO 
-彼女のなかの森の中-

    ●概 要   児嶋サコの表現は、彼女の身体または生理による身振りが多分に反映されていて、そこから紡ぎだされた「彼女のなかの森」という物語は、欲動の噴出と封印の二重構造によって支えられていると言えるでしょう。彼女の…

田中功起 「原因が結果」

      ●概 要   田中功起は映像を中心に日常的な表象に生じる微細な違和感の在処を深く覗き込むようなインスタレーションで高く評価されています。3会場同時開催の新作展『原因が結果』においても、成るべくしてそのように成…

昭和40年会のサマージャンボ夏祭り2005

「40×40」プロジェクト関連企画     ●概 要   昭和40年生まれの7人のアーティストが40歳となるこの夏、ナディッフに再び結集して、昭和40年会ならではの夏のすごし方をご提案いたします。この春に韓国・ソウルで行…

新津保 建秀 写真展『記憶』

        ●概 要   新津保建秀は、広告や国内外の雑誌など幅広いメディアで活躍し、2000年代の写真家として最注目のフォトグラファーといえるでしょう。 新作では4人の少女を被写体に、あいまいな年頃の両義性が四季の…

鴻池朋子『みみおに不時着』

          ●概 要   少女、おおかみ、ナイフ、暗い森、昆虫たちなどが、重層的・多面的な記号性をはらみながら精緻な鉛筆画によって表現される鴻池朋子のドローイング。近年、着実に活動の場をひろげているアーティストが…

松江泰治「CC gazetteer」

        ●概 要   フレームから地平線を外し、太陽がもっとも高い位置の時間帯に撮影することで陰影をなるべく消去したランドスケープ。その広大な匿名性の中にあるのは、それでもなお隆起する微細な差異と精緻なディテール…

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