出 演 : 井出賢嗣、千葉正也、何京聞(Ho King Man)、加納俊輔、結城加代子
日 時 : 2018年12月15日[土] 19:00-20:30 (開場 18:45)
会 場:NADiff a/p/a/r/t
定 員:70名
入場料:1,000円
※イベント当日に『NAZOLAZ』をご購入の方は1000円キャッシュバックいたします
●概要
NADiff a/p/a/r/tでは、Artist collective NAZOLAZのlyric 翻訳本『NAZOLAZ』の刊行を記念して、『ナゾラーに至る世界転覆に至る作戦会議もしくは合いの手、青い薔薇の触れ合い的な感じのイベント5』を行います。
『NAZORAZ』はニューヨーク在住のアーティスト、何京聞 (Ho King Man)による「アーティスト活動のsideBに光をあてる」活動の一環として刊行されたアーティストブックです。本イベントを通じて、国内アーティストによるヒップホップクルーNAZOLAZの活動と、作家それぞれの趣向に触れることで、アーティストブックの魅力を感じていただければ幸いです。店内では、イベント当日から期間限定で、普段世に出ることのないNAZOLAZの楽曲をご試聴いただけます。
この度、Artist collective NAZOLAZのlyric 翻訳本がBHKMの出版により刊行することになりました。
それに合わせて、NAZOLAZのメンバー数名とBHKMの代表であるアーティスト何京聞 (Ho King Man)による秘密ビデオイベントを行います。この通称ナゾラズイベントは今までに計4回行われ、数々のアーティストを招待して、それぞれの趣向の元に選ばれた映像を解説付きで見ることで、作家の作品の縁の外側を示唆するイベントになっています。
今回の招待アーティストである何京聞の趣向を見ることで、どうしてこの本が生まれたのかへの想像を繋げることを期待しています。
●EVENTご参加方法
ご希望日、ご参加を希望される方のお名前、お電話番号、ご参加人数を明記の上、メールにてご予約ください。
お電話でも承っております。TEL : 03-3446-4977
※当日キャンセルはかたくお断りしております
※受信制限をされている方は、当店からのメールを受信できるよう設定お願いいたします。
●商品情報
『NAZOLAZ』
アーティスト活動のsideBに光をあててそれを書籍化をしてきた何京聞 (Ho King Man)の 新作として日本のアーティストが多数参加している集団、NAZOLAZの本を出すことになった。
それぞれに違う現代美術の表現を持ちながら、一方で10年間に渡りスタジオ等でラップミュージックを協同で録音していたアーティスト達のグループNAZOLAZ、その録音されたものから25曲の詩を今回英語訳も加えて書籍化した。
発行元:BHKM
発行日:2018年10月
サイズ:203×309mm
価 格:3500円+税
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NAZOLAZ
2008年は混乱の年だった、東京のアートシーンが混沌と破綻を求めていったように、
同じ頃僕らの恋愛状況はそれぞれがアップデートを強いられているような空気だった。
そんな中、MKmasaは突如、数人を家に呼び出した。目的はRAPをすること。
知識のない僕らは適当なブラックミュージックのレコードをかけ、それに合わせてそれぞれの罵声を吐き出した。
それから10年、ラッパーでもないのに制作の傍ら、事あるごとにRAPの録音をした。
そして録音したものを制作中、移動中に聞いてほくそ笑んだ。
NAZOLAZとはNAZOLAZが満足するためのNAZOLAZによるNAZOLAZのための活動のことをさす。
BHKM
アーティスト 何京聞(Ho King Man)によって運営される事務所
https://bhkm.online/
●Profile
井出賢嗣(いで・けんじ)
1981年横須賀生まれ。2006年多摩美術大学修了。近年の展示に”『立体2』(Art Center Ongoing)『A private sketch of tennis』(See Saw gallery)『waiting in vain』(statement)『Plum Shower』(XYZ collective)『シルバニアンビエンナーレ2017』(XYZ collective)、などがある。また神奈川県 相模原エリアにある様々なアーティストスタジオが一挙にオープンスタジオをする『スーパーオープンスタジオ』の代表を2012年から2015年まで務める。また今夏には相模原にて野外彫刻展の開催(まんぼうクラブ主催)。
千葉正也(ちば・まさや)
1980年神奈川県生まれ。2005年多摩美術大学油絵科卒業。画家。オブジェ、石膏、チューブ、石、布、自作のドローイング、写真、といった多様な素材を組み合わせ、仮設の風景を絵画に描き、さらに簡素な木材などとともにインスタレーションすることで、絵画と彫刻の境界を問うかのような作品を制作している。主な展覧会に、「MAM コレクション006:物質と境界」森美術館(2017)、「ふぞろいなハーモニー」広島市現代美術館(2015、韓国、台北へ巡回)、「六本木クロッシング」森美術館(2013)などがあるほか、近年国内外の様々なグループ展に参加。また、神奈川県相模原市に点在するスタジオのネットワーク「Super Open Studio」は、千葉らが中心となってスタートした。
何京聞(Ho King Man)
1988年中華人民共和国、広東省、雷州半島、徐聞県生まれ。
加納 俊輔(かのう・しゅんすけ)
1983年大阪生まれ。京都在住。2010年京都嵯峨芸術大学大学院芸術研究科修了。
写真(を撮る/を視る)を主なメディアとして扱い、イメージと物体の関係性についての考察を軸に、「視る」という体験を捉え直す試みとして平面、立体、映像と多岐の表現形態で展開している。主な展覧会に「コンストラクション断面」Maki Fine Arts(2016、東京)、「第8 回 shiseido art egg『 加納俊輔 | ジェンガと噴水』」資生堂ギャラリー(2014、東京)、「VOCA 展2017 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」上野の森美術館(2017、東京)、また、上田良、迫鉄平とのユニットTHE COPY TRAVELERSとしても活動している。2014年NAZOLAZ加入。
結城加代子(ゆうき・かよこ)
1980年新潟生まれ。東京在住。2007年よりmagical, ARTROOM、island JAPANの勤務を経て、2011年KAYOKOYUKIをオープン。
西村有、大田黒衣美、富田正宣など近年活躍の目覚ましいアーティストが所属し、PUGMENTのようなジャンルオーバーな活動のサポートもする第三世代のギャラリーとして東京、駒込ににKAYOKOYUKIを営んでいる。一方で幅広くアーティストとの親交をもっており、所属アーティストだけに括らないキュレーションなど仕事もする。2011年から2015年まで東京、町田でアーティストとシェアハウスをしていた際にNAZOLAZに加入する。
●お問い合わせ
NADiff a/p/a/r/t
150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
TEL. 03-3446-4977