出 演 : 原田裕規(美術家)・上崎千(芸術学) ・松井茂(詩人)
日 時 : 2019年4月5日[金] 19:30-21:00 (開場 19:15)
会 場:NADiff a/p/a/r/t
定 員:70名
入場料:1,000円
●概要
日本を代表する美術専門誌『美術手帖』が、創刊70周年を記念してスタートした誌面連載「プレイバック!美術手帖」のPOP UP企画として、この度NADiff a/p/a/r/tではトークイベントを開催いたします。
連載「プレイバック!美術手帖」は美術家の原田裕規が、過去70年分のバックナンバーの中からひとつの特集をピックアップし、現代のアートシーンと照らし合わせて論じるというものです。この誌面連載を対談形式で展開する今回のトークイベントでは、過去の特集や企画から見えてくる時代感覚や美術動向の在り方をとりあげると共に、雑誌という情報メディアの流通や、アーカイヴとして果たす機能についても考察します。
イベント登壇者には連載を担当する原田裕規と、ゲストに芸術学、美術批評、アーカイヴ理論が専門の上崎千氏、情報流通と現代芸術の関係に詳しい詩人の松井茂氏を迎えます。『美術手帖』をプレイバックするだけでなく、現在・未来も見据える議論となるでしょう。
●EVENTご参加方法
ご希望日、ご参加を希望される方のお名前、お電話番号、ご参加人数を明記の上、メールにてご予約ください。
お電話でも承っております。TEL : 03-3446-4977
※当日キャンセルはかたくお断りしております
※受信制限をされている方は、当店からのメールを受信できるよう設定お願いいたします。
●最新号情報
『美術手帖』2019年4月号
特集「100年後の民藝」
特集「100年後の民藝」では、既存の評価をなぞるのではなく、自分の評価基準でものを見ることを提示した「民藝」を参照する。デジタルテクノロジーの発達や大量生産・大量消費、そして大規模災害などを経験し、私たちとものとの関係は様々に変わっている。草創期の「民藝」や、ものを思考し活動するデザイナー、アーティストらへのインタビュー、同時代の動向などを見渡し、誕生から100年後の新しい「民藝」を考える。いまあなたにとって、本当に価値のある大切なものとはなんだろうか?
版 元:美術出版社
発売日:2019/3/7
仕 様:A5判変形
頁 数:224頁
価 格:1,600円(税抜)
●Profile
原田裕規 (はらだ・ゆうき)
美術家。1989年山口県生まれ。2016年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。編著書に『ラッセンとは何だったのか?』(フィルムアート社、2013)、近年の個展に「写真の壁:Photography Wall」(原爆の図丸木美術館、埼玉、2019)など。
上崎千(うえさき・せん)
芸術学。1974年神奈川県生まれ。「コンセプチュアル」と呼ばれる芸術と「キュラトリアル」と呼ばれる非芸術のあいだで生じている分化・脱分化・再分化のプロセスに関心がある。最近の作文に「啜る/綴る」『食と言葉』(岩間朝子との共作、東京都現代美術館リニューアル準備室、2017)、「ミュージアムとノンサイト」『思考と物質のはざまに生じる塵芥は、情報の鉱床である。』(東京国立近代美術館、2017)、「時間窓」(南川史門「私たちの言葉」展、MISAKO & ROSEN、2017)など。
松井茂(まつい・しげる)
詩人。1975年東京生まれ。詩作のほか映像メディアと現代美術についての研究、キュレーション、制作活動を幅広く行う。詩集に『時の声』(photographers’ gallery,2010)など。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]准教授。
●お問い合わせ
NADiff a/p/a/r/t
150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
TEL. 03-3446-4977