出 演 : 大竹伸朗
日 時 : 2019年5月22日[水] 19:30-21:00 (開場 19:00)
会 場:NADiff a/p/a/r/t
定 員:70名
入場料:1,000円
●概要
画家・大竹伸朗が、1978年から2019年現在まで約40年間継続して制作を続けている 「ビルディング・シリーズ」=「ビル景」全作品を収めた作品集が、この度刊行となりました。
「ビル景」はその大半が実在の風景の写実ではなく、香港やロンドン、東京といったさまざまな都市の記憶と、意識的・無意識的に断続的に現れる「ビルのある風景」やそこに伴うイメージによって描かれた作品です。本書は作家が3年余りの歳月をかけて調査し収集した全830点に及ぶ「ビル景」作品を網羅する、大容量の視覚資料が集積した充実の作品集となっています。
「ユラユラと浮遊し続ける〈場所〉のない風景」(『BLDG.』2002年)の中にたちあらわれる、ビルディング像。無意識にたちあがってくる風景の中に姿を現すという「ビル景」を、大竹は現在も継続して描き続けています。
この度のトークイベントでは、大竹の中に記憶されたさまざまな都市の湿度、熱、騒音、匂いなどがランダムにミックスされ、描き出されている風景「ビル景」にまつわる多岐に及ぶエピソードを、作家自身が語ります。
●EVENTご参加方法
ご参加を希望される方のお名前、お電話番号、ご参加人数を明記の上、メールにてご予約ください。
お電話でも承っております。
ご好評につき、お席のご予約受付は終了とさせていただきました。お立ち見でのご参加を希望される方は、下記までお電話下さい。
TEL : 03-3446-4977
※当日キャンセルはかたくお断りしております
●商品情報
『大竹伸朗 ビル景 1978-2019』
「続けようとすることよりも続いていってしまう事柄の中に探しものはいつも隠れている」*
画家・大竹伸朗が、1978年から2019年現在まで約40年間継続して制作を続けている 「ビルディング・シリーズ」=「ビル景」全作品を収めた作品集。
* 大竹伸朗「見えない音、聴こえない絵」『新潮』2019年4月号
版 元:HeHe
発売日:2019/4
仕 様:B4判、ソフトカバー、活版印刷スリーブケース入り、付録:特製活版画(240 x 350mm)封入
頁 数:322頁
価 格:9,800円(税抜)
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●展覧会情報
「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」
会 場:熊本市現代美術館
会 期:2019年4月13日(土)-6月16日(日)
>>公式ページ
会 場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー
会 期:2019年7月13日(土)-10月6日(日)
>>公式ページ
「大竹伸朗 1975−1989」
会 場:Take Ninagawa
会 期:2019年5月25日(土) – 6月29日(土)
>>公式ページ
●Profile
大竹伸朗(おおたけ・しんろう)
画家。1955年東京生まれ。
1974年〜1980年にかけて北海道、英国、香港に滞在、1979年に初作品発表後、東京で制作活動を続ける。1988年、制作拠点を東京から愛媛県宇和島市に移す。2006年、初回顧展「大竹伸朗 全景1955―2006」展(東京都現代美術館)。以降は、東京、香川、ソウル、ロンドン、シンガポールにて個展、光州ビエンナーレ(韓国)、ドクメンタ(カッセル)、ヴェネチア・ビエンナーレ(ヴェネチア)、ヨコハマトリエンナーレ、瀬戸内国際芸術祭はじめ国内外の企画展に参加。1986年、初作品集『《倫敦/香港》1980』(用美社/UCA)刊行後、作品集、著作物、CDを発表。総括的な作品集に『SO:大竹伸朗の仕事1955―91』(UCA)、『大竹伸朗 全景1955―2006』(グラムブックス)等。その他、主なエッセイ集に『見えない音、聴こえない絵』、『ビ』(共に新潮社)、『既にそこにあるもの』、『ネオンと絵具箱』(共にちくま文庫)、絵本に『ジャリおじさん』(福音館書店)がある。2004年より2018年11月現在月刊文芸誌「新潮」にエッセイ「見えない音、聴こえない絵」連載中。本年、2019年に「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」展が2会場を巡回中(熊本市現代美術館、水戸芸術館)。
>>https://www.ohtakeshinro.com/
●お問い合わせ
NADiff a/p/a/r/t
150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
TEL. 03-3446-4977