月曜日定休 ※月曜が祝日の場合は翌日
●EVENT1
森山大道写真集成『光と影』刊行記念TALK ※終了しました
2019年5月19日[日] 17:00－18:30
森山大道、神林豊（月曜社）、町口覚（グラフィックデザイナー）
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●EVENT2
町口覚 × 町口景 デザイナー兄弟のよもやまTALK ※終了しました
2019年6月29日[土] 19:00－20:30
出 演：町口覚、町口景（アートディレクター、グラフィックデザイナー）
司 会：藤木洋介（キュレーター）
>>イベント詳細
40＋1_1
『町口覚一〇〇〇』（2013年 一〇〇〇BUNKO）より
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PARIS PHOTO 2018
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PARIS PHOTO 2018
●概要
NADiff a/p/a/r/tでは、特色あるアートブック、写真集を出版しているパブリッシャーを取り上げ、その世界観を体感していただく【NADiff Publisher Recommend】を連続的に開催しています。
第2弾となる今回は、「造本家」町口覚が手がけた写真集をご紹介します。町口覚は、グラフィックデザイナーとして、日本の写真集の伝統を引き継ぎながらもその時代にふさわしい写真集のあり方を示してきました。2005年には、写真集レーベル「M」を立ち上げ、デザイナーの活動にとどまることなく、パブリッシャーとしても写真集に向き合い続け、その「造本家」としての振る舞いは、海外からも高い注目を集めています。
町口覚「40＋1」
デザイナー町口覚が、写真集を生み出す作業。そこには、写真家だけでなく、全ての責任を負う出版人、印刷を司るプリンティングディレクター、本を人に届けるブックディレクター、言葉を担う写真評論家が関係します。レーベル「M」のパブリッシャーとしても、写真集の流通やプロモーションも行うなかで、ギャラリストやキュレーターとも恊働し、2008年から11年連続で出展している世界最高峰のフォトフェアPARIS PHOTOでは、海外のパブリッシャーと世界の舞台で肩を並べてきました。
写真集を造り人の手に届けるまでの仕組みをもデザインし、そこに関わる人々と徹底的に向き合う姿勢には、デザイナーやパブリッシャーの境界を超えた「造本家」という言葉が似合います。今回のフェアでは、「M」レーベルを中心に町口が手がけてきた写真集を紹介するとともに、「造本家」町口覚の姿を浮かび上がらせる試みとして、「町口覚に言えていないことを教えてください」と質問を投げかけ、以下のゆかりのある人々にコメントを募りました。
・写真家
・出版人
・プリンティングディレクター
・ブックディレクター
・写真評論家
・ギャラリスト
・海外のパブリッシャー／キュレーター
町口覚の造本家としての歩みは、1995年に制作した『40＋1 PHOTOGRAPHES PIN-UP』という１冊の写真集に始まりました。当時24歳の町口は、この本の制作のために300人もの同世代の写真家たちと会い、40人の写真家の作品を１冊に統べます。完成した『40＋1 PHOTOGRAPHES PIN-UP』はいわゆる“本”の体裁をとらない、印刷物をフレームに収めた挑戦的な書物であり、「造本家」町口覚の初期衝動でした。今回店内では、原点となる1冊『40＋1 PHOTOGRAPHES PIN-UP』の展示と特別販売を行い、「M」レーベルの稀少本も販売します。そして、会期中に目指すコメント数は40名。「造本家」町口覚の姿を浮かび上がらせるべく、変化していくフェアとして町口覚「40＋1」を目撃ください。
●コメントゲスト
【2019年6月28日時点】
ー写真家
今井智己、岩根愛、大森克己、奥山由之、熊谷聖司、長島有里枝、蜷川実花、野村佐紀子、元田敬三、森山大道
ー出版人
新井敏記（スイッチ・パブリッシング）、大西洋（CASE Publishing,shashasha）、神林豊（月曜社）、中村保夫（東京キララ社）、松本弦人（一〇〇〇文庫）、安田英樹（青幻舎）
ープリンティングディレクター
浦有輝（アイワード）、栗原哲朗（図書印刷）、十文字義美（凸版印刷）、高柳昇（東京印書館）、松井勝美（サンエムカラー）
ーブックディレクター
内沼晋太郎（NUMABOOKS）、清塚なずな、中島佑介（POST）、幅允孝（BACH）、濱中敦史（twelvebooks）、森屋恵美（Shelf）
ー写真評論家
飯沢耕太郎、大日方欣一（写真／映像研究、フォトアーキビスト）、竹内万里子
ーギャラリスト
石田克哉（MEM）、柿島貴志（POETIC SCAPE）、高橋朗（PGI）
ーキュレーター
藤木洋介（B GALLERY）、光田由里
ー海外のパブリッシャー／キュレーター
マイケル・マック（MACK・イギリス）、サイモン・ベーカー（ヨーロッパ写真美術館・フランス）
ーマッチアンドカンパニー
町口景（アートディレクター、グラフィックデザイナー）、野村浩（美術家）
※五十音順、敬称略
●EVENT1
森山大道写真集成『光と影』刊行記念TALK ※終了しました
2019年5月19日[日] 17:00－18:30（開場 16:45）
森山大道
神林豊（月曜社）
町口覚（グラフィックデザイナー）
>>ご予約・詳細
●EVENT2
町口覚 × 町口景 デザイナー兄弟のよもやまTALK ※終了しました
2019年6月29日[土] 19:00－20:30（開場 18:45）
出 演：町口覚、町口景（アートディレクター、グラフィックデザイナー）
司 会：藤木洋介（キュレーター）
会 場：NADiff a/p/a/r/t
定 員：50名
入場料：1000円
実弟・町口景との初のトークイベントを開催！
グラフィックデザイナーの父を持ち、デザイン事務所「マッチアンドカンパニー」として兄弟で歩んできた歴史。
11年連続、兄弟で参戦している世界最高峰のフォトフェアPARIS PHOTOでのエピソード。
同志、ライバル、兄弟としての【これまでとこれから】についてお話いただきます。
ニューヨークのMizuma,Kip & Wada Artにて、6月12日より開催の展覧会「Daido Moriyama:Ango Daido」展にあわせて、渡米予定の2人。
司会に、ニューヨークの同行者でキュレーターの藤木洋介さんをお招きし、帰国したばかりの3人からニューヨーク出張の様子もお伺いします。
●EVENT2 ご参加方法
ご希望日、ご参加を希望される方のお名前、お電話番号、ご参加人数を明記の上、メールにてご予約ください。
●Profile
町口覚（まちぐち・さとし）／グラフィックデザイナー、パブリッシャー
1971年東京都生まれ。デザイン事務所「マッチアンドカンパニー」主宰。森山大道、蜷川実花、大森克己、佐内正史、野村佐紀子、荒木経惟などの写真集をはじめ、映画・演劇・展覧会のグラフィックデザイン、文芸作品の装丁などを幅広く手掛け、常に表現者たちと徹底的に向き合い、独自の姿勢でものづくりに取り組んでいる。2005年、自ら写真集を出版・流通させることに挑戦するため、写真集レーベル「M」を立ち上げると同時に、写真集販売会社「bookshop M」を設立。2008年より世界最大級の写真の祭典「PARIS PHOTO」にも出展しつづけ、世界を視野に“日本の写真集の可能性”を追求している。2009年・2015年に造本装幀コンクール経済産業大臣賞、2014年東京TDC賞など国内外の受賞多数。
●Profile / EVENT2 0629
町口景（まちぐち・ひかり）／アートディレクター、グラフィックデザイナー
1975年神奈川県生まれ。立木義浩、沢渡朔、荒木経惟、野村佐紀子、名越啓介、川島小鳥、石川竜一などの写真集をはじめ、深田恭子、あの、小宮有紗などアイドル写真集の写真構成・デザイン、蜷川実花監修によるパラリンピック・スポーツ雑誌『GO Journal』、宇多田ヒカル『初恋』『Face My Fears』のアートディレクションなど幅広く手掛ける。写真集販売会社「bookshop M」代表。
藤木洋介（ふじき・ようすけ）／キュレーター
1978年広島生まれ。BEAMSが運営するB GALLERYのキュレーターとして展覧会の企画から運営を手掛ける傍ら、ギャラリーや美術館への企画持ち込み、その他、多岐にわたるジャンルのプロジェクトに携わっている。近年の書籍の編集に『浅井健一 詩集「宇宙の匂い」』(ビームス／2018)、『福永一夫 写真集「美術家 森村泰昌の舞台裏 ARTIST1989-2018」』(ビームス／2018)』『Chara + 綿引光子 絵本「LITTLE HEARTBEAT」』(ビームス／2018)などがある。
NADiff Publisher Recommend Vol.1 RONDADE
2018.07.27[金]—2018.08.02[木]
●お問い合わせ
NADiff a/p/a/r/t
150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
TEL. 03-3446-4977