会 場:NADiff modern (2F Gallery)
●概要
南伸坊さんの新刊『私のイラストレーション史』(亜紀書房、5月25日発売)の刊行を記念した原画展・フェアおよびトークイベントを開催いたします。
イラストレーター・装丁デザイナー・エッセイストとして知られる南伸坊さんの自伝エッセイである本書は、南さんが小学生だった1960年代から、美学校の学生時代、『ガロ』編集長時代の1970年代までを振り返りながら、当時南さんが触れた同時代のグラフィック・カルチャーを、著者自身の手による「思い出し模写」のイラストで彩ったビジュアル作品集にもなっています。
この度、『私のイラストレーション史』に掲載されたイラストレーションの展示にくわえて、南さんが今回のフェアのために描き下ろしたオリジナル作品を展示販売いたします。
また、会期中には南伸坊さんとゲストに糸井重里さんをお招きし、トークイベントを行います。どうぞあわせてお楽しみください。
●EVENT
「私のイラストレーション史」刊行記念トーク『私たちのイラストレーション史』
出演:南伸坊、糸井重里
日時:2019年7月6日(土) 14:00-15:30 (開場 13:30)
※イベント終了後、南伸坊さんのサイン会もございます。
場所:Bunkamura内特設会場
定員:150名
入場料:2,944円(参加費1,000円+新刊『私のイラストレーション史』税込1,944円)
※全席自由 ※未就学児童入場不可
※書籍は当日会場にてチケットと引換いたします。
発売日:5月23日(木)10:00~
お申込み方法:
① ONLINESHOPにてクレジットカードでのお支払い Bunkamura
② ナディッフモダン店頭にてお支払い
南伸坊さんの新刊『私のイラストレーション史』(亜紀書房、5月25日発売)の刊行を記念し、対談相手に糸井重里氏をむかえ、トークイベントを開催いたします。
本書でふれられている60~70年代の日本のグラフィックカルチャーを振り返りながら、南さんがイラストレーター(イラストライター)になるまでの軌跡をお話しして頂きます。
南さんがあこがれていた和田誠さんをはじめ、澁澤龍彦さん、赤瀬川原平さんとの出会いから「こんなおもしろいことをする人になりたい」と歩み続けたそのお話をたっぷりと伺います。どうぞ皆様お誘いあわせの上ご参加くださいませ。
●書籍紹介
「私のイラストレーション史」
あの頃、“イラストレーション”という言葉には、魔法がかかっていた。
和田誠、赤瀬川原平、木村恒久、横尾忠則、水木しげる、つげ義春、長新太、湯村輝彦、安西水丸……
学生時代から「ガロ」編集長時代までを駆け抜ける、自伝エッセイ。
モノクロ&カラーイラストを100枚以上収録。
〈もう少し経つと「イラストレーション」と日本語で言う人は、テレビのことを「テレビジョン」と言う人みたいになってしまうだろうが、1960〜80年くらいまで、イラストレーションというコトバは輝いていた。輝かせていたのは、雑誌『話の特集』に寄稿した、つまりアートディレクター和田誠に声をかけられたデザイナーや絵本作家、漫画家の人々だった。しかし当時イラストレーターという職業はまだなかったのだ。〉(本書より)
版元:亜紀書房
発売日:2019/5/25
仕様:四六版
頁 数:288頁
価 格:1,800円(税抜)
●プロフィール
南 伸坊(みなみ・しんぼう)
1947 年東京生まれ。東京都立工芸高等学校デザイン科卒業、美学校・木村恒久教場、赤瀬川原平教場に学ぶ。イラストレーター・装丁デザイナー・エッセイスト。雑誌「ガロ」の編集長を経て、フリー。主な著書に『ぼくのコドモ時間』『笑う茶碗』『装丁/南伸坊』『本人伝説』『おじいさんになったね』『くろちゃんとツマと私』など多数。
糸井重里(いとい・しげさと)
1948(昭和23)年、群馬県生れ。「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。広告、作詞、文筆、ゲーム制作など多彩な分野で活躍。98年にウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を開設し、幅広い世代から人気を集めている。著書に『海馬』(池谷裕二との共著)『黄昏』(南伸坊との共著)『知ろうとすること。』(早野龍五との共著)、『他人だったのに。』『みっつめのボールのようなことば。』『すいません、ほぼ日の経営。』(川島蓉子との共著)など多数。
●お問い合わせ
Book Shop: NADiff modern
150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1Bunkamura B1
TEL. 03-3477-9134