アーティスト山田悠が、ものの価値を再考するツールとしてはじめたプロジェクト『山田屋商店』。
この度、NADiff a/p/a/r/tでは『山田屋商店』が紹介するバルト三国の様々なハンドクラフトを販売します。
バルト三国は、エストニア、ラトビア、リトアニアの3つの国を指し、北にフィンランド、東にロシア、南にポーランドを有しています。
それぞれの国に特徴がありますが、ソビエト連邦とドイツによる占領とそこからの独立という歴史を共にしたことからバルト三国としてくくられることが多くあります。
いずれも森と湖が豊かで、土着の自然崇拝が強く根付き、現在の生活においても様々な場面で人々の暮らしと自然の結びつきを感じることが出来る土地です。
昨年より2度のバルト三国訪問を経てこの地域に強く惹かれ、ハンドクラフトを通じてバルト三国の人々の生活の様子を伝えたいと考えました。
「手作りであること」「生活の中から生まれてきたこと」「作り手の物語を聞いてくること」を大切にし、伝統的な編み物から若手デザイナーの作品まで、それぞれのハンドクラフトを選び、作り手の名前・テキスト・写真を添えてご紹介します。
今回のフェアは、ものを通じて、そのものがつくられた背景や、そのものを作った人々の生活、またその雰囲気を伝えることが出来るよう試みています。どうぞお気軽にお立ち寄りください。
山田悠
●プロフィール
山田屋商店はアーティスト山田悠が、ものの価値を再考するツールとしてはじめたプロジェクト。
物質としてのものの魅力に加え、持ち主にとってそのものの価値を決定するものは何なのかを模索しながら、旅先で出会ったものを紹介・販売している。
山田悠(Haruka Yamada)
神奈川県生まれ。自身のアート作品として日時計の制作などを行なっている。物質化されない作品形体に関心を持ちつつ、ものを扱う山田屋商店の運営を行なう。自主出版本「Le Provisoire Permanent」(2012)「残されたものたち」(2018)「Sun of the City」(2019)
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●フェアについてのお問い合わせ
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