出 演 : 鈴木芳雄
日 時 : 2019年11月29日[金] 19:30-21:00 (開場 19:15)
会 場:NADiff a/p/a/r/t
定 員:70名
入場料:無料
●概要
現在、国立新美術館で開催中の「カルティエ、時の結晶」。
展覧会図録の刊行を記念してNADiff a/p/a/r/tではトークイベントを開催いたします。
編集を担当した、鈴木芳雄さんをお招きして、編集秘話や制作にまつわるエピソードなどをお話しいただきます。
カルティエの展覧会は1989年にパリのプティ・パレ以来、ニューヨークのメトロポリタン美術館、ロンドンの大英博物館、モスクワのクレムリン美術館、北京の故宮博物院など、世界の名だたる美術館や展示施設で開催され、今回の国立新美術館の展覧会が35回め、日本では4回目です。
「カルティエ、時の結晶」と名づけられたこの展覧会。これまではカルティエ所蔵の歴史的名品の展覧会であったのに対し、今回はそれに加え、個人蔵の作品を意欲的に収集したことで注目されました。300点を超えた出品作品の半数近くが個人蔵作品。それだけでも貴重な機会ですが、そうすることで、カルティエの一貫したテーマを各時代の作品を通して見渡したり、同一の意匠を対比して見ることが可能となっています。
さらに会場構成は杉本博司と榊田倫之による建築設計事務所「新素材研究所」が担当しています。古来からの材料や工法を研究し、それを現代の建築や建物の内装に活かしてきた彼らが設計した展覧会会場そのものも話題を集めています。
そして、この展覧会の図録です。ただ単に出品作品を羅列しただけのカタログではなく、古今東西の美術品や建築の図版を多用し、それらをジュエリーや時計と並べて見ることの面白さや、発想の元を類推する楽しさを感じてもらおうという意図で作りました。
図録編集の過程はどうだったか、広い領域の美術品からどうやって図版を選んでいったのか、泣く泣く切り捨てた図版にはどんなものがあったのかなど、話したいと考えています。
また編集の際に参考にした書籍や資料、これまでにカルティエが発行した書籍、展覧会カタログ、雑誌『CartierArtMagazine』などについても触れられればと思います。
鈴木芳雄
●EVENTご参加方法
ご希望日、ご参加を希望される方のお名前、お電話番号、ご参加人数を明記の上、メールにてご予約ください。
お電話でも承っております。TEL : 03-3446-4977
※当日キャンセルはかたくお断りしております
※受信制限をされている方は、当店からのメールを受信できるよう設定お願いいたします。
●商品情報
カルティエ、時の結晶(日本語版)
刊行年:2019.10
著者名:日本経済新聞社
版 元:日本経済新聞社
サイズ:195×245mm
仕 様:334頁
言語:日
価 格:3,000円+税
>> NADiff ONLINE
カルティエ、時の結晶(英語版)
刊行年:2019.10
著者名:日本経済新聞社
版 元:日本経済新聞社
サイズ:195×245mm
仕 様:334頁
言語:英
価 格:3,000円+税
>> NADiff ONLINE
●展覧会情報
カルティエ、時の結晶
会 場:国立新美術館
会 期:2019年10月2日(水)~12月16日(月)
>> 展覧会公式HP
●Profile
鈴木芳雄(すずき・よしお)
編集者/美術ジャーナリスト
雑誌、書籍、ウェブへの寄稿や編集、展覧会企画や広報を手がける。マガジンハウス ポパイ、リラックス編集部などを経て、2001年〜2010年 ブルータス副編集長。担当した特集に「奈良美智、村上隆は世界言語だ!」「杉本博司を知っていますか?」「若冲を見たか?」「国宝って何?」「緊急特集 井上雄彦」など。共編著に横浜美術館『村上隆のスーパーフラット・コレクション』図録、MOA美術館『光琳ART 光琳と現代美術』図録、『チームラボって、何者?』など。明治学院大学、愛知県立芸術大学非常勤講師。
●お問い合わせ
NADiff a/p/a/r/t
150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
TEL. 03-3446-4977