『美術手帖』12月号「『移民』の美術」特集関連トーク
『移民』『難民』とアクションとしてのアートを考える

出 演 :高山明、清水知子

進 行 :牧信太郎(『美術手帖』編集部 )

日 時 : 2019年12月27日[金] 19:30-21:00(開場 19:15)

  • BT12月号

    BT12月号

     


    会 場:NADiff a/p/a/r/t
    定 員:50名
    入場料:1,000円


     

    ●開催概要

     
    『美術手帖』12月号「『移民』の美術」特集に関連し、NADiff a/p/a/r/tにてトークイベントを開催いたします。
     
    国内で暮らす在留外国人が昨年末時点で過去最高の273万人を超え、新たな移民時代を迎えている日本。変化する社会における美術の役割とは? 発売中の『美術手帖』12月号「『移民』の美術」特集では、「移民」を広義に「外国にルーツを持つ人々」と設定し、彼らがつくり出す美術とその歴史、移民・難民と協働するアートプロジェクト、音楽や映画に見られる幅広い移民文化などを紹介しました。

    今回のトークイベントでは本特集より、難民をガイドに東京をめぐる「新・東京修学旅行プロジェクト」、マクドナルドの店舗で難民が「教授」として講義を行う「マクドナルド放送大学」など、作品において移民・難民の人々と協働してきた演出家・アーティストの高山明氏と、社会とアートの関わりに詳しく、アイ・ウェイウェイやバンクシーらアーティストの難民問題をめぐる試みについて紹介しながら、「アートによる社会変革」について考察する論考を寄せた文化理論家の清水知子氏が登壇します。

    「あいちトリエンナーレ2019」などを経て排外主義や差別への向き合い方も問われるなか、高山氏らの作品や活動にもふれながら、移民・難民をとりまく問題を出発点に、アートと社会・政治のかかわり、アートを通じたアクションの可能性について議論を展開します。
     


     

    ●EVENTご参加方法

     
    定員に達したため、受付を終了いたしました。
    ※お立見でのご予約も終了しております。ご了承ください。
     


     

    ●商品情報
     
    BT12

    美術手帖2019年12月号
    特集 「移民」の美術

     
    いま日本は新たな移民時代を迎えている。
    労働力としての外国人受け入れ拡大が進み、全国に多様な移民コミュニティが生まれ、コンビニエンスストアなどでも身近に働く外国人は増えている。
    彼らの権利保護や社会保障、日本人との共生に注目が集まるなか、美術はどのような役割を果たしうるのか。

    本特集では、「移民」を広義に「外国にルーツを持つ人々」と設定し、彼らがつくり出す美術とその歴史、移民・難民と協働するアートプロジェクト、 音楽や映画に見られる幅広い移民文化などを取り上げる。
    「移民」の美術とは何か?  「移民」のための美術とは何か?
    その現在的な意味を考えたい。
     
    発売日:2019年11月7日
    刊 行:美術出版社
    判 型:A5判変型
    頁 数:252頁
    価 格:1,600円+税


     

    ●PROFILE

     

    高山明(たかやま・あきら)

    Photo by Tomoya Miura
    Photo by Tomoya Miura

    演出家・アーティスト。1969年埼玉県生まれ。演劇ユニットPort B代表。東京藝術大学大学院映像研究科教授。国内外の様々な都市でプロジェクトを展開し、2013年フェスティバル/トーキョー、14年ヨコハマトリエンナーレ、18年シドニー・ビエンナーレなど国内外の国際展や演劇祭に参加。
     
     
     

    清水知子(しみず・ともこ)

    shimizu
     
    文化理論、メディア文化論。愛知県生まれ。筑波大学人文社会学系准教授。著書に『文化と暴力─揺曳するユニオンジャック』(月曜社、2013)、訳書にジュディス・バトラー著『アセンブリ─行為遂行性・複数性・政治』(青土社、2018)など。


     

    ●お問い合わせ

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