《オープニング・レセプション》 |
GRANDCROSS / 2010 Kiichiro Adachi |
釜山ビエンナーレからの帰朝の報告も含めて、ナディッフでの大作やこれまでの作品制作のことなど語り合う一夜。気鋭の批評家・福住廉によってアーティスト足立喜一朗をまるごと解体してもらいます。どうぞお楽しみに。 NADiff a/p/a/r/t 店内にて 入場無料(予約不要) ※先着30名様以降は立ち見となりますのでご了承ください
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●概 要
足立喜一朗は1979年大阪生まれ。東京で活動する気鋭の作家です。
2007年のグループ展『Space for your future』に出展された電話ボックス型のディスコ「e.e.no.24」では、一躍衆目の的となりました。初期に行っていたゲリライベントや、近作のエコやロハスの矛盾をテーマにした「シャングリラ」など様々なシリーズを発表していますが、いずれも現代社会を独自の視点で捉えた、時にシニカルな思考・コンセプトを背景にした表現が一貫しています。
今回発表されるのは、大型の円錐形の立体が組み合わされてその表面がミラーボールのように光を乱反射させる作品です。
「SOAP」とは、それぞれ「Symbol Of Absolute Power」(絶対的な力の象徴)と、「Silence or Absent Party」(静寂、あるいは誰もいない宴)を意味します。この2種類の「SOAP」の新作がナディッフの1階と地下ギャラリーとに展示されます。
今回の個展にあわせて、足立喜一朗の作品をまとめたカタログの記念すべき第一号「WORKS: 2004-2010」(250部限定)が出版されます。どうぞお楽しみに。
●Profile
足立喜一朗 Kiichiro Adachi
1979年大阪生まれ、2004年多摩美術大学環境デザイン学科卒業
《主な個展》
2010『SOAP』(AISHO MIURA ARTS、東京)
2009『シャングリラ 2』(YUKA CONTEMPORARY、東京)
『シャングリラ』(ZAIM、横浜)
2008『Her Extravagance』(hiromiyoshii FARM、東京)
2007『BEAMS TIME 1st Anniversary』(BEAMS TIME、東京)
2004 ゲリライベント『e.e.no.24 in 下北沢』
ゲリライベント『e.e.no.24 in 都庁前』
《主なグループ展》
2010 釜山ビエンナーレ(韓国・予定)
『Trans-Cool TOKYO』(バンコク芸術文化センター、タイ)
『No Man’s Land「創造と破壊」展』(フランス大使館、東京)
2008『MOTコレクション サヴァイヴァル・アクション -新収蔵作品を中心に』(東京都現代美術館、東京)
『ライフがフォームになるとき~未来への対話 ブラジル/日本』 (サンパウロ近代美術館、ブラジル)
2007『Space for your future ~アートとデザインの遺伝子を組み替える』(東京都現代美術館、東京)
『The Party』 gallery Q(東京)
『Explosion』 BankART Studio(横浜)
大阪・アート・カレイドスコープ2007(大阪)
2006 取手アートプロジェクト2006 終末処理場(茨城)
《パブリックコレクション》
東京都現代美術館
●お問い合わせ
NADiff a/p/a/r/t
150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
TEL. 03-3446-4977