一枚の絵の力 2012

《オープニング・レセプション》
7月7日[土] 18:00-
ゲスト:梶原千恵、sacco

《展示内容》
インスタレーション、平面、場合によっては立体、約30点(1作家1㎡以内)

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ナディッフ アパートでは、次回のギャラリー展示をisland JAPANとの共催で7月7日より開催いたします。
 連帯を求めて孤立を恐れず―。昨今あらゆる個人はますます管理の対象として分断されながら、孤立を深めているように思います。
 わたしたちも、アーティストも例外ではないでしょう。狭く囲い込まれたサーキュレーションの外側にいる個人は、自立のための基盤をますますはく奪されて単に管理の対象として位置づけられていくように見えます。
 自立した個人の連帯を求めて自らの出来る事を出来る範囲で多層的に積み重ねることにより、ゆるやかなオルタナティブを模索していくことが、アートの分野でもまさに必要なことだと考えています。
 いつの世の中にも、絵は絶えずつくりつづけられ、見られ、伝えられてきました。それはどのような時代にも、絵は人の心を根本から揺さぶり、動かし続けてきたからにほかなりません。
 island JAPANとナディッフが共に目指していることは、そうしたつくること、見ることをつなぎ、人々に伝え、つなげていくことです。
 今回の展示は、一作家一枚の絵で構成していきます。ギャラリー空間を大幅にはみ出すであろう今回の展示では、書店空間のそこここも含めて、今一度一枚の絵について考え、一枚の絵で表現する、そういった真剣勝負の場となります。

 7月7日の七夕は、NADiff A/P/A/R/Tの4周年アニヴァーサリーにあたります。
 「一枚の絵の力」をさまざまな角度から体験していただき、表現の持つ力について再認識する機会になることができたら、と願います。

《招待作家》
赤羽 史亮、淺井 真至、秋吉 風人、有馬 かおる、遠藤 一郎、大小島 真木、大野 智史、海野 貴彦、加賀美 健、加茂 昂、鬼頭 健吾、幸田 千依、小橋 陽介、近藤 愛助、杉原 信幸、武田 諭、竹村 京、田幡 浩一、田和 篤、西山 弘洋、ハジメテン、パルコキノシタ、はまぐち さくらこ、星野 武彦、正木 美也子、間芝 勇輔、makomo、松下 徹、水谷 一、村田 真、吉田昌平 ほか

   
企画:island JAPAN / NADiff

Special Thanks:Gallery Koyanagi, MISOKO & ROSEN, GALLERY MoMo, Taka Ishii Gallery, TARO NASU, Tomio Koyama Gallery


●EVENT

   
7月8日[日] 15:00-
◎ラウンド・トーク【一枚の絵の力】について話す 第一話
出演:幸田千依、西山弘洋、正木美也子、村田真、パルコキノシタ

7月15日[日] 15:00-
◎ラウンド・トーク【一枚の絵の力】について話す 第二話
出演:赤羽史亮、淺井真至、武田諭、星野武彦
   
7月16日[月・祝] 18:00-
◎ラウンド・トーク【一枚の絵の力】について話す 第三話 & クロージング・パーティ
出演:大野智史、大小島真木、加茂 昂、松下徹
   
いずれも NADiff a/p/a/r/t 店内 にて 入場無料(予約不要)
※全日程、出演者は変更になる場合もございます。ご了承下さい。