TOO MUCH Magazine第3号では、”The Mirage and the Migrant” と題し移住を特集しています。
移住する人たち、彼ら移住者が運ぶ物、彼ら移住者たちが見る幻影、そして彼らが形づくる都市について考えています。
2011年には、2億1400万人の人たちがより良い生活を求め世界で移住を行いました。 海を渡り、空を駆け、川を下り、山を越え、我々は遠くに見える幻影に魅かれ移動を続けます。
中国にあるアフリカ人移民街、石川直樹のレポートする移民たちが作り上げた東京最後の楽園、Visvim中村ヒロキが解説するインディゴの美しさ、16ページにわたるライアン・ガンダーのレクチャー「LAX」などなど。
待望の第3号の世界観をテーマにしたインスタレーションを、magazineと併せて是非お楽しみください。
-sakumotto(展示協力)
●書籍情報
TOO MUCH Magazine vol.3
英語(日本語訳付き)/ 1,600円+税
2012.6.9[土]より先行発売!
*ご購入特典:ポストカードを差し上げます!
●Profile
TOO MUCH Magazine
TOO MUCH Magazineは、都市についてのインターナショナル・インディペンデント・マガジンです。
世界には400を越える100万人都市が存在します。1950年にはたったの86しかありませんでした。急速に進むグローバリズムは、都市間の競争を激化させ、都市化をいっそう加速させるでしょう。そして人々は、都市から都市へと移動し続けるでしょう。では、彼等にとって人種や国籍、言語、伝統、慣習という概念は、どのような意味を持つのでしょう?グローバリゼーションは、都市に住む人間の生活に大きな利益をもたらしますが、同時に新しい様々な種類の問題を作り出してもいます。
TOO MUCHの任務は、都市に起きるそれらの変化を観察し、レポートすることです。現代の都市が私達に与えるアイデアについて話し、そして私達のアイデアをまた都市に与えることもできるでしょう。私たちの興味は都市と、そこに集う人、人、人です。
WEB:toomuchmagazine.com
Audrey Fondecave
アーティスト。フランス生まれ。
フランス国立美術大学卒業後、東京に拠点を移し、ヨーロッパと日本でアーティスト活動をする。また数々のファッションブランドの、アートディレクションもこなす。絵本『私のロバと王女』、『グランデール』、展覧会カタログ『LE MUSÉE DES HISTOIRES』『ROTATION DISCRETES』なども手掛ける。TOO MUCH Magazineにはエディターとしても参加している。