営業日:木、金、土、日、祝
営業時間:13-19時
TALK EVENT
SIDE CORE × 慶野結香(キュレーター/青森公立大学 国際芸術センター青森[ACAC]学芸員)
日 時:2022年10月7日[金] 19:00-20:00(開場 18:45)
会 場:NADiff a/p/a/r/t
入場料:1,100円(税込)
>>ご予約
●概要
この度、NADiff Galleryでは、SIDE CORE / EVERYDAY HOLIDAY SQUADの展覧会 「under pressure note」を開催いたします。
SIDE COREは高須咲恵、松下徹、西広太志によるアートチームで、2012年の活動開始以来、ストリートカルチャーの視点からのアート作品制作やプロジェクトを企画し、展開させています。グラフィティやストリートカルチャーをベースに、都市空間や公共空間で様々なアプローチを試みるアーティストの展覧会企画に始まり、街中を歩きながら作品を設置したり建築やグラフィティを鑑賞する「MIDNIGHT WALK tour」など、これまで表層化されなかった都市の姿を視覚化してきました。また、宮城県石巻で開催されている「Reborn-Art Festival」でのプロジェクトを始め、都市から離れた地方でのリサーチベースのプロジェクトや作品制作も行っており、ストリートカルチャーを起点にした取り組みでその土地の持つ特性や風景を新たな視点で提示しています。近年では2021年開催の「水の波紋」(ワタリウム美術館、東京)への参加、渋谷スクランブルスクエア46F、SKY GALLERYでのSIDE COREキュレーションのEVERYDAY HOLIDAY SQUADの展覧会「DOWN TO TOWN」(2022)開催など、益々の注目を集めています。
一方、EVERYDAY HOLIDAY SQUAD(EHS)は、SIDE CORE 同様にストリートを起点として2015年に活動をスタートした匿名のアーティスト集団です。「Reborn-Art Festival 2017」でSIDE COREが企画した「rode work」でも発表された作業着を着たスケーター達が工事現場を模したスケートパークを作り出す作品シリーズ「rode work」(2017−2018)など、都市や公共空間への介入や路上でのアクションによって、その土地の見え方に変化をもたらす作品を発表しています。
本展は2021年に青森公立大学 国際芸術センター青森(ACAC)で開催された、SIDE CORE / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD個展「under pressure」の記録集刊行記念展となります。「under pressure」はこの時代における循環をテーマに、青函トンネルなど東北の土木を題材とした展覧会で、送風機を積み上げた巨大な立体作品《towering wind》や、雪で壊れた道路用品を写真上にアッサンブラージュした作品シリーズ《must go to the mountain》が発表されました。2022年4月に刊行となった、展覧会と同名の記録集には展示作品の図版とともに「竜飛フィールドノート」「プロジェクトタイムライン」など展覧会にまつわる活動も紹介され彼らのリサーチ過程を見ることができます。本展では、地下ギャラリースペースにてEHSが「under pressure」でテーマとしたトンネルのリサーチに関する作品シリーズの新作を展示し、10月7日に開催されるトークイベントでは国際芸術センター青森学芸員の慶野結香氏を迎えSIDE COREとともにACACでの展覧会を振り返ります。
SIDE CORE / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD個展「under pressure」展示風景(2021年、青森公立大学 国際芸術センター青森)Photo by OMOTE Nobutada
●TALK EVENT
SIDE CORE × 慶野結香(キュレーター/青森公立大学 国際芸術センター青森[ACAC]学芸員)
2021年4-6月に青森公立大学 国際芸術センター青森で開催されたSIDE CORE / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD個展「under pressure」について、担当学芸員の慶野結香氏とともに振り返ります。ぜひご参加ください。
登壇者: SIDE CORE(高須咲恵、松下徹、西広太志)、慶野結香(キュレーター/青森公立大学 国際芸術センター青森[ACAC]学芸員)
開催日:2022年10月7日(金)19:00-20:00 (開場:18:45)
開催場所:NADiff a/p/a/r/t店内
参加費:1,100円(税込)
定員:30名
●EVENTご参加方法
要予約 / 前払い制(ご入金をもって、ご予約完了となります)
①NADiff ONLINESHOP
>>トークご予約ページ
※クレジットカードでのお支払のみ(お支払完了後、ご予約受付完了のお知らせをお送りいたします)
②ナディッフアパート店頭 :
※現金でのお支払をご希望の方は、事前にご来店の上レジにてお申し込み下さい。
※キャンセルはお断りしておりますが、やむを得ない場合はイベント前にお問い合わせください。(03-3446-4977 またはメール)
※イベント終了後のキャンセルについては、ご返金はできません。予めご了承ください。
※当店の判断によりイベントが中止となった場合は、全額ご返金いたします。
●書籍情報
SIDE CORE / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD
under pressure
発行:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、美術出版社書籍編集部
発売:株式会社美術出版社
仕様:305×225mm、64ページ
発行年:2022年4月
価格:1650円(税込)
>>NADiff Online
●作品の販売について
展示作品の一部は2022年10月6日(木)13:00よりNADiff a/p/a/r/t店頭にて販売いたします。
●PROFILE
SIDE CORE
2012年より活動開始。メンバーは高須咲恵、松下徹、西広太志。ストリートカルチャーの視点から公共空間を舞台にしたプロジェクトを展開。路上でのアクションを通して、風景の見え方・在り方を変化させることを目的としている。野外での立体作品や壁画プロジェクトなど様々なメディアを用いた作品を発表。主な展覧会に「水の波紋」(2021、ワタリウム美術館、東京)、「under pressure」(2021、国際芸術センター青森、青森)、「Alternative Kyoto」(2021、京都)などがある。Reborn-Art Festival 2017、2019、2021-22に参加。
EVERYDAY HOLIDAY SQUAD
2015 年度よりSIDE COREと共に活動する匿名アーティストグループ。アーティスト、キュレーター、映像作家等が参加している。ストリートカルチャーの視点から都市空間やそこにあるルールに介入していく、遊び心溢れたアート作品を制作している。主な展覧会に、2022年「down to town」(渋谷スクランブルスクエア、東京)、2021年「Hokuto Art Program」(中村キース・ヘリング美術館、山梨)、2021年「水の波紋」(ワタリウム美術館、東京)、2021年「under pressure」(青森国際芸術センター、青森)など。