出 演:吉増剛造 × MARYLYA
映 像:鈴木余位
日 時:2022年12月17日[土] 18:30-20:00(開場 18:15)
※イベント当日の店舗営業は18時までとさせていただきます。
会 場:NADiff a/p/a/r/t
入場料:2,000円(税込)
定 員:30名
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●概要
この度NADiff a/p/a/r/tでは、詩人・吉増剛造によるパフォーマンスと、歌手で吉増剛造夫人MARYLYAのライブを開催いたします。
日本を代表する先鋭的な詩人のひとりである吉増剛造。詩の朗読パフォーマンスの先駆者としても知られ、国内のみならず海外でも積極的に朗読ライブを行っています。また、詩という枠組みを超えて、写真、立体、映像など、複数のメディアを横断しながら精力的な創作にも取り組み、さまざまなアーティストとのコラボレーションも多数行うなど、文学の世界においては異端ともいえる先駆的な創作活動を60年代以降から今日に至るまで盛んに行っており、次世代にも大きな影響力をもっています。今年2022年10月にはオルタナティックバンド「空間現代」とのコラボレーションを追ったドキュメンタリー映画『背 吉増剛造×空間現代』(七里圭監督)、12月には米国前衛映画界の父・詩人の故ジョナス・メカスを悼むドキュメンタリー映画「眩暈 VERTIGO」(井上春生監督)の公開を予定しています。
本イベント「剛造とマリリアの映画小屋 DOMUS」では、吉増が鈴木余位の映像とともに詩を綴る即興パフォーマンスと、孤独で切なくダイナミックさもあわせもつ歌声をもつMARYLYA(歌手、吉増剛造夫人)のライブをお届けします。2人のDOMUSで作り出される世界をお楽しみ下さい。
●EVENTご参加方法
要予約 / 前払い制(ご入金をもって、ご予約完了となります)
①NADiff ONLINESHOP
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※クレジットカードでのお支払のみ(お支払完了後、ご予約受付完了のお知らせをお送りいたします)
②ナディッフアパート店頭 :
※現金でのお支払をご希望の方は、事前にご来店の上レジにてお申し込み下さい。
※キャンセルはお断りしておりますが、やむを得ない場合はイベント前にお問い合わせください。(03-3446-4977 またはメール)
※イベント終了後のキャンセルについては、ご返金はできません。予めご了承ください。
※当店の判断によりイベントが中止となった場合は、全額ご返金いたします。
TEL : 03-3446-4977
●作家関連情報
ドキュメンタリー映画『眩暈 VERTIGO』
ジョナス・メカス×吉増剛造
井上春生監督作品 (117分)
2022年12月13日(火)より東京都写真美術館ホール公開
米国前衛映画界の父・詩人の故ジョナス・メカスを悼むドキュメンタリー映画。企画・監督は井上春生。
日本の現代詩の先駆者である吉増剛造( 1939/2/22生まれ)が、盟友であった故ジョナス・メカス(1922/12/14〜2019/1/23)の幻影をマンハッタンとブルックリンに追いかける。時はコロナウイルスがNYCに襲いかかる直前の2020年1月末、間一髪の渡航だった。実験映画界の巨人と言われたメカスの一周忌に、レクイエムとも言える詩が劇的に誕生する様子が描かれていく。国際映画祭37冠/29賞/16ファイナリスト。2022年12月13日より東京都写真美術館ホールを皮切りに国内外で順次公開。
映画オフィシャルサイト
個展
吉増剛造 「Voix」
Take Ninagawa
開廊時間 : 11:00 – 19:00 / 日, 月, 祝日休廊
〒106-0044
東京都港区東麻布 2-12-4 信栄ビル1F
展覧会詳細
●Profile
吉増剛造 Gozo Yoshimasu
1939年東京生。詩人。大学在学中から旺盛な詩作活動を展開、以後先鋭的な現代詩人として今日に至るまで内外で活躍、高い評価を受ける。評論、朗読のほか、現代美術や音楽とのコラボレーション、写真などの活動も意欲的に展開。2016年に国立近代美術館で開催された『声ノマ 全身詩人吉増剛造展』は大きな反響を呼んだ。文化功労者、2015年日本芸術院賞・恩賜賞、日本芸術院会員。2006 年から映像作品「gozo Ciné」を発表する。朗読パフォーマンスの先駆者としても知られ、1960 年代から現在まで、国内外で精力的に行っている。
主な展覧会
個展
2022「Voix」Take Ninagawa, 東京
「詩人・吉増剛造 芥川龍之介への共感」田端文士村記念館, 東京
2021「怪物君」 Take Ninagawa, 東京
2017「涯テノ詩聲 (ハテノウタゴエ) 詩人 吉増剛造展」 足利市立美術館 (栃木)、 沖縄県立博物館・美術館 (那覇)、 渋谷区立松濤美術館(東京)
2018「吉増 剛造 火ノ刺繍−『石狩シーツ』の先へ」 札幌国際芸術祭 2017、 北海道大学総合博物館
2017-18 「涯テノ詩聲 詩人 吉増剛造展」足利美術館、渋谷区立松涛美術館ほか
2016 「声ノマ全身詩人、吉増剛造展」国立近代美術館
2008 「詩の黄金の庭 吉増剛造」北海道立文学館
1998 「水邊の言語オブジェ 吉増剛造-詩とオブジェと写真-」斎藤記念川口現代美術館(埼玉)
1994 「石狩河口/座ル」テンポラリースペース(北海道)
1990 「アフンルパルへ」ギャラリーリヴェリタ(東京)
グループ展
2019 「REBORN ART FESTIVAL 2019」詩人の家(宮城)
2017 「MOT サテライト 2017 春 往来往来」東京都現代美術館
「札幌国際芸術祭 2017 火ノ刺繍―『石狩シーツ』の先へ」北海道大学博物館
2002 「融点・詩と彫刻による」うらわ美術館(埼玉)
マリリア Marylya
シンガー、ソングライター、パフォーマーで、吉増剛造夫人。シャーマニックな歌声、ジャンルや特定の文化にとらわれないその音楽は、構築性と即興性、緊張とやすらぎ、抒情性と力強さといった、相反する要素の間を自在に往来する。さまざまなミュージシャン、ビジュアルアーティスト、ダンサーらとともに世界各地で活動している。
http://www.marylya.com/
鈴木 余位 Yoi Suzuki
多摩美術大学在学中『はながないたらパリがくる』で、ぴあフィルムフェスティバル審査員特別賞受賞。その他、エリアを問わない映像・言語表現によって国内外上映・受賞多数。2014~15年には文化庁の新進芸術家海外派遣によりアメリカ、トルコを放浪。近年は、自身の表現の出自である詩と映画の交感の坩堝へと歩きはじめている。
近作に『MOTアニュアル2019 Echo after Echo : 仮の声、新しい影』(東京都現代美術館)、『東北おんばのうた ー つなみの浜辺で』(山形国際ドキュメンタリー映画祭2021 アジア千波万波)など。詩人•吉増剛造や、画家•石田尚志などとの領域を横断した恊働•共作もある。
●お問い合わせ
NADiff a/p/a/r/t
150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
TEL. 03-3446-4977