絵画性とは何かーー「絵画のための見晴らし小屋」をめぐって

出 演: 

梅津元(埼玉県立近代美術館主任学芸員・芸術学)× 母袋俊也(画家)

 

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  • 母袋さん画像1

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日 時 :4月9日[日]16:00-18:00
会 場:NADiff a/p/a/r/t
定 員:50名
入場料:1,000円

 


●概要

 
NADiff a/p/a/r/tでは、母袋俊也の作品集出版記念トークイベントを開催いたします。
 
母袋俊也は、平面絵画と並行して、1990年代末から「絵画のための見晴らし小屋」というユニークな視覚体験装置の制作をはじめました。
母袋の「絵画のための見晴らし小屋」は、野外に設置されることを前提とした小屋の形態をもちます。鑑賞者がその小屋の内壁に切り取られた窓を見ると、矩形に切り取られた風景が絵画としてたちあらわれ、絵画としての風景を鑑賞者が体験するというサイト・スペシフィックな作品です。

「絵画のための見晴らし小屋」は、越後妻有アートトリエンナーレなどで発表された後に、2006年には埼玉県立近代美術館で開催された「風景・窓・絵画―アーティストの視点から」において、美術館のコレクションをこの「絵画のための見晴らし小屋」を仲介して鑑賞するという企画も行われました。

この度発売となる母袋の作品集『絵画のための見晴らし小屋 母袋俊也作品集Vol.1』は、これまでの「絵画のための見晴らし小屋」の作品の記録を綴じ、絵画というフィールドから「見る」ことを考察する画家の作品を、まさに「見る」ことに重点を置いた、ビジュアルブックです。

この度のイベントでは埼玉県立近代美術館の梅津元氏をお迎えし、「絵画のための見晴らし小屋」のこれまでの展開や、母袋の絵画観について詳しくお話をうかがいます。

 


●EVENTご参加方法

 
ご希望日、ご参加を希望される方のお名前、お電話番号、ご参加人数を明記の上、メールにてご予約ください。
お電話でも承っております。TEL : 03-3446-4977
※当日キャンセルはお断りしております



※受信制限をされている方は、当店からのメールを受信できるよう設定お願いいたします。
 


●新刊情報

 
『絵画のための見晴らし小屋 母袋俊也作品集Vol.1』
著 者:母袋俊也
発行元:BLUE ART
発行日:2017年4月
仕様:A5判並製、オールカラー68頁、表紙切抜加工、A2判変型の作品年表・系統図付 和英併記
編集:櫻井拓
デザイン:小沼宏之
定価:1,500円(税抜)

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●展覧会情報

 
母袋俊也展「絵画のための見晴らし小屋-小装置とドキュメント-」
会期:2017年4月3日[月]― 4月15日[土]
会場:Cross View Arts(ギャラリーなつか内)
開場時間:11:00―18:30 *日曜休廊、土曜は17:00まで
>> 展覧会情報:Cross View Arts
 


●Profile

 
母袋俊也 Toshiya Motai
1954年長野県生まれ。画家。東京造形大学教授。「絵画におけるフォーマート(画面の縦横比・サイズ)と精神性の相関」をテーマに、制作と研究を行なう。
1999年より、さまざまなフォーマートの窓で風景を切りとる視覚体験装置「絵画のための見晴らし小屋」シリーズを制作。
2006年には、埼玉県立近代美術館にて、美術館のコレクションの中に「絵画のための見晴らし小屋」を設置した展示「風景・窓・絵画―アーティストの視点から:母袋俊也の試み」を開催。


 

●お問い合わせ

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NADiff a/p/a/r/t
150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
TEL. 03-3446-4977

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