没後30周年トークイベント *Celebrate the Life and Music of Curt Boettcher*
カートEVENT2
piedpiperhouse書影
出 演：
ゲスト/ 長門芳郎 (Pied Piper House)
特別ゲスト/ 谷口雄 (鍵盤奏者, 元・森は生きている）
司会進行/ 小柳帝 (ライター・編集者）
日 時：2017年6月16日[金] 19:30－（開場19:00）
会 場：渋谷Bunkamura 地下1F特設会場
定 員：50名
入場料：1,000円
“コーラスの魔術師”とも呼ばれるカート・ベッチャーの名前を知らずとも、アメリカのソフトロックを代表するグループ、ミレニアムの『ビギン（Begin）』というアルバムは耳にしたことのある方がいるかもしれません。このアルバムは、『ロジャー・ニコルス＆ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ』と並び、ソフトロックの金字塔と称されています。
カート・ベッチャーは、自身のソロアルバムこそ生前に一作しかリリースしなかったものの、このミレニアムの主要メンバーであり、ミレニアムの他にも多くのミュージシャンと交流しながら、ボーカル、作曲、アレンジ、プロデュースと、多彩な才能を発揮した稀有なミュージシャンです。
ところが、カート・ベッチャーは、1987年6月14日に、残念ながら43歳の若さでその生涯を閉じてしまいます。今年は、カートが亡くなってからちょうど30年を迎える記念すべき年です。そこで、生前のカートにも会ったことのある、最近見事復活を遂げた“伝説のレコードショップ”「パイドパイパーハウス」の店主であり、細野晴臣、シュガーベイブ、ピチカート・ファイヴのマネジメント等、音楽プロデューサーとしても活躍、数多くのミュージシャンと交流し、豊かな音楽知識をお持ちの長門芳郎氏をお迎えして、カート・ベッチャーの音楽についてたっぷりお話し頂きます。
聞き手は、当時その「パイドパイパーハウス」にも足繁く通われ、共著『モンド・ミュージック三部作』は社会現象ともなった小柳帝氏。また、特別ゲストとして、鍵盤奏者の谷口雄氏（元・森は生きている）を迎え、若い世代のミュージシャンから見るカート・ベッチャーの魅力についても伺います。
このメンバーだからこそご用意できる貴重な写真や音源もたくさんご紹介いたします。
大変貴重なこの機会をどうぞお見逃しなく！
●EVENTご参加方法
ご好評につきイベント定員締切となりました。キャンセル待ちでよろしければご予約お受け致します！
NADiff modern
TEL. 03-3477-9134
●Profile
長門芳郎｜Yoshiro Nagato
レコード店「パイドパイパーハウス」（1975~1989/2016~）店主。70年代からレコード/コンサート制作（国内/海外）、洋楽・邦楽アルバム/CDのリイシュー企画監修に携わり、その総数は1,500タイトル以上。著書に「パイドパイパー･デイズ 私的音楽回想録 1972-1989」、「魔法のビート」がある。
Pied Piper House twitter
谷口雄｜Yu Taniguchi
1985年東京生まれ、善福寺公園育ち。森は生きているのメンバーとして2013年にCDデビュー。以降、1983やあだち麗三郎、トクマルシューゴなど、様々なミュージシャンのライブ／レコーディングに鍵盤奏者として参加している。トークイベント「ミッドナイト・ランブル・ショー」主宰。スワンプ・ロックとSF小説、ヤクルトスワローズのファン。
小柳帝｜Mikado Koyanagi
ライター・編集者。主要な編・著書に『モンド・ミュージック三部作』、『ひとり』、『ROVAのフレンチ・カルチャー A to Z』、『小柳帝のバビロンノート』、翻訳書に『ぼくの伯父さんの休暇』等がある。その他、CD、DVD、映画パンフレット等の解説多数。自身が主宰するフランス語教室ROVAは今年で18周年を迎えた。
ROVA
●関連商品
『PIED PIPER DAYS パイドパイパー・デイズ 私的音楽回想録1972-1989』
長門芳郎著 / リットーミュージック刊
「ベスト・オブ・パイド・パイパー・デイズ」
長門芳郎監修 / ソニー・ミュージック・レーベルズ
●お問い合わせ
Book Shop: NADiff modern
150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1Bunkamura B1
TEL. 03-3477-9134