吉田昌平 『新宿(コラージュ)』

月曜日定休 ※月曜が祝日の場合は翌日
 

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●FAIR概要

 
アートディレクターとして書籍やカタログなどのデザインに従事するかたわら、アーティストとして作品を制作・発表する吉田昌平の作品集『新宿(コラージュ)』の発売にあわせて、ブックフェア&作品の展示販売を行います。
 
『新宿(コラージュ)』は、森山大道写真集『新宿』(月曜社、2002年初版)の全ページを素材としてコラージュした、128点からなる作品集です。雑誌『BRUTUS』の森山大道特集号における、タブロイド版ポスターの制作を手掛けたことがきっかけで、吉田は森山の写真集を素材にした作品の制作アイデアを着想しました。森山の代表的な写真集のひとつ『新宿』を素材に、大胆にも写真集を一冊まるごと素材として切り刻み・解体し、再構築した作品群は、森山大道の『新宿』の写真が内包するノイズをそのまま抱き込みながら、有象無象の街の断片に新たな息吹を加えた吉田独自の世界を作り上げています。
 
NADiff a/p/a/r/t店内では、『新宿(コラージュ)』のサイン本販売、そして吉田昌平のその他の既刊本もあわせてご紹介するコーナーを設置します。また、『新宿(コラージュ)』のオリジナル作品を数点展示販売いたします。是非この機会にお運びください。
 
 
‐吉田昌平『新宿(コラージュ)』に寄せて
スナップ写真は、広大無辺な外界世界を極小な細片としてきりもなく“切り撮る” ことで成立している。かつて出版されたぼくの写真集『新宿』も、もとよりそのようにして作成された。その一冊に刷られた多くの新宿のイメージが、吉田昌平さんの手によってさらに無数の細片にカッティングされることで、いったん全イメージの解体がなされ、新たにコラージュという表現方法によって 吉田さんが“いま” 体感し感応する新宿として再生された。こうした制作行為自体、そしてスパイラルな変容そのものの中にこそ、本来写真が持つしなやかさがあるのだと思う。 ぼくは吉田さんのコンセプトによって、すでにぼくの手から離れた〈もうひとつの新宿〉の風景の中を 歩き回れることを楽しみにしている。

森山大道

 
【対談】吉田昌平×森山大道
無限にコピーされる街 ――『新宿(コラージュ)』をめぐって「僕に撮られた時の新宿と、吉田さんがコラージュした新宿は別のもので、街はどんどん変容していく。」 – (外部サイト) DOTPLACE
 
【対談】吉田昌平×内沼晋太郎
内沼晋太郎と吉田昌平が考える、ネット以降の丁寧な本の作り方 – (外部サイト) CINRA.NET
 


 

●新刊書籍
 
吉田昌平『新宿(コラージュ)』

 
発行日:2017年7月
発 行:NUMABOOKS
仕 様:256頁、ソフトカバー
サイズ:247mm×182mm
定 価:5,800円(税抜)
 
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●関連書籍

 
森山大道『ニュー新宿』(月曜社)

 ※素材となった『新宿』の増補版
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森山大道+鈴木一誌『絶対平面都市』(月曜社)

※『新宿(コラージュ)』の作品掲載
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●PROFILE
 
吉田昌平(よしだ・しょうへい)



1985年、広島県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業後、デザイン事務所「ナカムラグラフ」での勤務を経て、2016年に「白い立体」として独立。
カタログ・書籍のデザインや展覧会ビジュアルのアートディレクションなどを中心に活動。そのかたわら、アーティストとして字・紙・本を主な素材・テーマとしたコラージュ作品を数多く制作発表する。2016年、雑誌『BRUTUS』(マガジンハウス)No.818「森山大道と作る写真特集」への参加を契機に、森山大道氏の写真集を素材としたコラージュ作品の制作を始める。作品集に『KASABUTA』(2013年 / WALL)


 

●お問い合わせ

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NADiff a/p/a/r/t
150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
TEL. 03-3446-4977

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