2017年7月17日まで開催中の展覧会「ダヤニータ・シン インドの大きな家の美術館」
7月7日(金)に開催される関連イベント、同時代を疾走する写真家・畠山直哉が、朋友ダヤニータ・シンの作品について語る、「講演会 畠山直哉」終了後にダヤニータ・シン、畠山直哉のサイン会を開催致します。
会場では、ダヤニータ・シン最新刊「Museum Bhavan」はもちろん、畠山直哉最新写真集「まっぷたつの風景」を先行販売致します。
この貴重な機会、皆様、是非ご参加ください。
●日程
① 7月7日(金) 19:30-
東京都写真美術館 1階ホール内 講演会終了後に開催
講演会にご参加頂いた方が対象となります。講演会には整理券が必要です。
講演会終了後、1階ホール内で書籍の販売を致します。
● 対象書籍
会場内販売書籍が対象となります。
● 書籍紹介
Museum Bhavan / Dayanita Singh
Steidl
298 pages, 241 images / 10 books/exhibitions in a unique box
12,000円+税
予てより書籍制作を展覧会同様、重要な表現の場として捉えてきたダヤニータ・シン。
今回の最新刊は、展覧会[Museum Bhavan]の折り畳み式の木製フレームを使って作品を展示していた、その展示空間とリンクするようなデザインで、シリーズごとに作品を収録した9冊の蛇腹状に製本された写真集がボックスに収められている。
まっぷたつの風景 / 畠山直哉 / 赤々舎
写真 124ページ / 言葉 124ページ 計248ページ
3,800円+税
昨年せんだいメディアテークで開催された同名展覧会をまとめた写真集。写真パートと言葉パートの2部構成となっており、言葉パートには、佐々木幹郎(詩人)、いがらしみきお(漫画家)、志賀理江子(写真家)との対談、せんだいメディアテークキュレーターテキストなど収録。写真パートは新作を含める作品画像と、作家自身が撮影した展示風景とが往還する画期的な構成となっている。
● プロフィール
ダヤニータ・シン Dayanita Singh (1961~ )
ニューデリー生まれ。1980年から86年までアーメダバードの国立デザイン大学に学び、1987年から88年までニューヨークの 国際写真センター(ICP)でドキュメンタリー写真を学んだ。その後8年間にわたり、ボンベイのセックスワーカーや児童労働、貧困など のインドの社会問題を追いかけ、欧米の雑誌に掲載された。『ロンドン・タイムズ』で13年にわたりオールド・デリーを撮り続け、 『マイセルフ・モナ・アハメド』(2001年) として出版。1990年代後半にフォトジャーナリストとしての仕事を完全に辞め、インドの 富裕層やミドル・クラスへとテーマを転じた。ヴェネチア・ビエンナーレ(2011年、2013年)やシドニー・ビエンナーレ(2016年)など の数々の国際展に招聘されている。京都国立近代美術館と東京国立近代美術館の「映画をめぐる美術-マルセル・ブロータースから 始まる」展(2013年~14年)に出品。
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畠山 直哉 Naoya HATAKEYAMA (1958~ )
1958年岩手県陸前高田市生まれ。筑波大学芸術専門学群にて大辻清司に師事。1984年に同大学院芸術研究科修士課程修了。以降東京を拠点に活動を行い、自然・都市・写真のかかわり合いに主眼をおいた、一連の作品を制作。国内外の数々の個展・グループ展に参加。作品は以下などのパブリック・コレクションに多数収蔵されている。国立国際美術館(大阪)、東京国立近代美術館、東京都写真美術館、ヒューストン美術館、イェール大学アートギャラリー(ニューヘブン)、スイス写真財団(ヴィンタートゥーア)、ヨーロッパ写真館(パリ)、ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館(ロンドン)
●店舗情報
ナディッフ バイテン
〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3恵比寿ガーデンプレイス内 東京都写真美術館2F
TEL:03-6447-7684 FAX:03-6447-7694
定休日:月曜日
営業時間:10:00-18:00 ( 木・金10:00-20:00 )