出 演 : 吉増剛造 × MARYLYA
ゲスト : 朝吹真理子
日 時 : 2017年11月10日[金] 19:00-20:30 (開場 18:30)
写真:小野田桂子
音響設計:WHITELIGHT
映 像:鈴木余位
会 場:NADiff a/p/a/r/t
定 員:50名
入場料:2,000円
お土産:吉増剛造“裸のメモ NADiff version”
●概要
詩人・吉増剛造(1939-)自ら企画するイベントシリーズ「剛造Organic Fukubukuro Orchestra」の第4回を開催いたします。
日本を代表する先鋭的な詩人のひとりである吉増剛造。詩の朗読パフォーマンスの先駆者としても知られ、国内のみならず海外でも積極的に朗読ライブを行っています。また、詩という枠組みを超えて、写真、立体、映像など、複数のメディアを横断しながら精力的な創作にも取り組み、さまざまなアーティストとのコラボレーションも多数行うなど、文学の世界においては異端ともいえる先駆的な創作活動を60年代以降から今日に至るまで盛んに行っており、次世代にも大きな影響力をもっています。
「剛造Organic Fukubukuro Orchestra」シリーズは、吉増剛造自身が企画した、多彩なジャンルからのゲストを招いて行うイベントシリーズです。“Fukubukuro (福袋)”の名の通り、なにが出てくるかは開けてみてからのお楽しみ。これまで、トークだけではなく、吉増自身のミニパフォーマンスも行われています。
“TIMELESS” & “火ノ刺繍”と題した今回は、第1部はMARYLYAによるライブ。孤独と切なさを湛えながら、ダイナミックさもあわせもつMARYLYAの歌を、吉増による映像と鈴木余位による映像、WHITELIGHTによる音楽とともにお届けします。
第2部ではゲストに作家の朝吹真理子を迎えます。まもなく出版される予定の吉増の著書『火ノ刺繍』(響文社)には、吉増と朝吹の対談も収録されることになっています。吉増はいったい何を縫いとろうとして、1000ページを超えるこの大部の書物を生み出したのでしょうか。来るべき書物をめぐって、対談形式でお話しいただきます。
会場では吉増剛造および朝吹真理子の書籍を販売いたします。「剛造Organic Fukubukuro Orchestra」をどうぞお楽しみに!
●EVENTご参加方法
ご希望日、ご参加を希望される方のお名前、お電話番号、ご参加人数を明記の上、メールにてご予約ください。
お電話でも承っております。TEL : 03-3446-4977
※当日キャンセルはかたくお断りしております
※受信制限をされている方は、当店からのメールを受信できるよう設定お願いいたします。
●新刊・近刊情報
『火ノ刺繍』
著 者:吉増剛造
発行元:響文社
発行日:2017年冬
「Drawing Tube vol.01 Archive」
著 者:鈴木ヒラク・吉増剛造
発行元:Drawing Tube
発行日:2017年7月
●Profile
吉増剛造 Gozo Yoshimasu
1939年東京生。詩人。大学在学中から旺盛な詩作活動を展開、以後先鋭的な現代詩人として今日に至るまで内外で活躍、高い評価を受ける。評論、朗読のほか、現代美術や音楽とのコラボレーション、写真などの活動も意欲的に展開。2016年に国立近代美術館で開催された『声ノマ 全身詩人吉増剛造展』は大きな反響を呼んだ。文化功労者、2015年日本芸術院賞・恩賜賞、日本芸術院会員
マリリア Marylya
シンガー、ソングライター、パフォーマーで、吉増剛造夫人。シャーマニックな歌声、ジャンルや特定の文化にとらわれないその音楽は、構築性と即興性、緊張とやすらぎ、抒情性と力強さといった、相反する要素の間を自在に往来する。さまざまなミュージシャン、ビジュアルアーティスト、ダンサーらとともに世界各地で活動している。
http://www.marylya.com/
朝吹真理子 Mariko Asabuki
1984年、東京都生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了(近代歌舞伎専攻)。2009年、処女作の「流跡」を『新潮』に発表し、小説家デビュー。同作で10年、第20回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞する。11年、「きことわ」で第144回芥川賞を受賞。「新潮」にて「TIMELESS」を連載中。
●お問い合わせ
NADiff a/p/a/r/t
150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
TEL. 03-3446-4977