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都築響一+大竹伸朗1998年4月24日(金)〜5月31日(日) |
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第23回木村伊兵衛賞の受賞で脚光を浴ひている都築響一と、新津市美術館の個展「あいまいで私が日本」で水準の高い展示をみせた大竹伸朗が、〈秘宝館〉というキーワードのもとに、ナディッフでコラボレーションを行ないます。 編集・出版に携わる都築響一の受賞は、写真家ではない人が受賞したことで写真界にショックを与えると同時に、「伝えたいもの」を伝達するという写真本来のあり方を再認識させました。都築の「ROADSlDEJAPAN 珍日本紀行」に見られる様々な“秘宝館”や“パノラマ”の世界は、日本人のメンタリティーの底流にありなから、モダン、ポストモダンの過程でプログラムされることなく覆い隠されてきたものです。都築響一は、われわれが今日まで触れることを避けてきたこの世界の存在/快感を明解に提示し、衝撃を与えました。「日本景シリーズ」をはじめとする作品に見られるように、大竹伸朗もまた、同様のコンセプトにたつアーティストと言うことができます。 「STREET DESlGN FILE」をもとにインスタレーションする〈青山秘宝館〉で、大竹伸朗は巧みなグラフィズムをベースにしながら現実を大胆にとりいれ、アッサンブラージュを展開いたします。二人のアーティストによる危険なアリバイ崩しをお楽しみくたさい。 |
◎ギャラリートーク:4月25目(土)PM3:00[都築響一×大竹伸朗] 協力・協賛/光村印刷(株)・(株)アスペクト 協賛/アサヒビール |