BEAT STREULI IN JAPAN 1998-1999ART & METROPOLISベアト・ストロイリ / イン・ジャパン 1998-19991999.2.5 Fri. - 1999.3.7 Sun. |
1957年スイスに生まれ、現在デュッセルドルフを拠点に活動するベアト・ストロイリは、NY、パリ、バルセロナなど世界中のさまざまな都市を訪れ、街を行き交う若者の姿をとらえてきました。望遠レンズを通してとらえられた人々の表情からは無意識の日常的瞬間がうかがわれ、都市生活者のまなざし・ありさまは見る者に匿名性の親密感を抱かせます。被写体を客観的に撮ることで「都市のリアリティ」を切り取り、「イメージとしての時間と空間」をわれわれに提示していると言えるでしょう。その言葉でベアト・ストロイリは写真というメディアの新たな可能性を示唆しています。1998-1999年、ベアト・ストロイリは日本を対象に選びました。山口県立美術館の展示に続く'99年の東京プロジェクトでは、異なる形式とモチーフで作品を立体的に見せるために3つの会場を使い、山口=東京の都市風景を浮き彫りにしていきます。 ■アーティスト トーク/2月9日(火)18:00 |