プログラム2
ih舞台製作所「犬ほどの大きさのもの」
公演会期
■ 5月28日(日)午後3時 / 午後6時30分、5月29日(月)午後6時30分
■ 5月30日(火)午後6時30分、 5月31日(水)午後6時30分
構成:福田光一
出演:橋本ひろみ、福田光一
定員:20名(要予約 03-3403-8814)
*当日、受付にて整理券を発行
入場料:¥1,800(コーヒーチケット付)
協力:カンバセーション
春雨の灰色の白痴の草の刺刺のフィルムの雑音の伴侶。「失われた時」の断片が、心の声となって沈黙の「場所」に滴り、「生」の立体写真のように浮び上がってくる…。「犬ほどの大きさのもの」から、なげかけられる謎を、観客である皆さんの身体全体で如何に受け止められるか。そうした「場」そのものの試みでもあります。
プログラム3
ベケット・ライヴ vol.2「テキスト・フォア・ナッシング 13」
公演会期
■ 6月 2日(金)午後6時30分、6月 3日(土)午後3時 / 午後6時30分
■ 6月 4日(日)午後3時 / 午後6時30分
演出:藤田康城
出演:鈴木理江子
定員:20名(要予約 03-3403-8814)
入場料:¥1,800(コーヒーチケット付)
*店内展示 / ブラン・ヴァン・ヴェルデの作品
昨年の「パフォーマンス・ウィーク」で初演され、〈ベケット・テキストの日本語による完全な肉声化〉と絶賛された鈴木理江子によるベケット・ライブ第二弾。前回の成果を踏まえ、ベケットが、真の朋友である画家ブラン・ヴァン・ヴェルデに宛てた「テキスト・フォア・ナッシング
13 」を再び取りあげます。今回は、新たに用意した翻訳(翻訳協力:吉田加南子)と藤田康城の演出により、テキストの肉声化に重点を置いた昨年の朗読劇のスタイルを一新。今もなお、アクチュアルかつアヴァンギャルドなベケットの、さらに深化した〈劇的な〉上演を試みます。「声」と「わたし」をめぐる存在論的でスリリングなテキストをかすかな気配として身体化していく、孤高にしてゴージャスな、ベケット=鈴木理江子の世界を展開します。
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