1999年秋の東京オペラシティ アートギャラリー オープニング記念展「 感覚の解放―Releasing Senses 」において日本初登場したアーティスト、マルティン・ヴァルデを、3つの会場でご紹介します。府中市美術館では作品「結んでほどいて」の公開制作とアーティストによるワークショップ又はレクチャーを開催。アートショップ・ナディッフでは新作「ティーセット」をギャラリー展示。併せて「ハンドメイツ」の店内展示とデモンストレーション。そしてビューイングルームヨツヤでは、《ルーシング・コントロール》東京プロジェクトのために制作されたドローイングを展示いたします。日常生活の中で目にするとりわけ珍しくもない素材をもちいて創られる実際に存在しそうでありえない不可思議な物体や奇妙な現象。都内の3拠点に出現する、マルティン・ヴァルデのファンタスティックな世界をお楽しみ下さい。
■第1会場 府中市美術館 042-336-3371/2月10日(土) → 4月1日(日) ■第2会場 ナディッフ
03-3403-8814/2月22日(木) → 3月12日(月) ■第2会場 (デモンストレーションのみ
4月1日(日)まで) ■第3会場 ビューイングルーム ヨツヤ 03-5360-3461/2月22日(木) → 3月31日(土)
マルティン・ヴァルデ MARTIN WALDE
1957年インスブルック生まれ。ウィーン在住。身の回りにある素材で特定できない不思議なオブジェクトや状況、現象を創出し、観客の反応を含めたインタラクティブなプロジェクトを行う。ヴェネツィア・ビエンナーレ・アペルト’86(1986)、「シャンブル・ダミ」ゲント(1986)、イスタンブール・ビエンナーレ(1989)、ウイーン・ゼセッシオン個展(1996)、ドクメンタX(1997)、モントリオール・ビエンナーレ(1998)、「感覚の解放―Releasing
Senses」東京(1999)など、個展・グループ展、国際展参加多数。 |