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「原因が結果」
田中功起 「原因が結果」
2005年 9月 9日[金]― 10月 10日[月・祝]
◎オープニング・パーティ 9月9日[金] 18:00-20:00
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田中功起は映像を中心に日常的な表象に生じる微細な違和感の在処を深く覗き込むようなインスタレーションで高く評価されています。3会場同時開催の新作展『原因が結果』においても、成るべくしてそのように成ったモノや出来ごと、あるときはもの悲しくあるときは大仰に滑稽なその表れの、隠された意味と無意味、または原因を探求します。新作のヴィデオ・インスタレーションをどうぞお楽しみください。
企画協力 : 青山|目黒 AOYAMA|MEGURO、制作協力 : ART BY XEROX ■DVD作品、ポートフォリオ作品集、デジタル・プリント発売予定
(いずれも限定、サイン・ナンバー入り) ■同時開催 : 『芸術の山』
第0号のための作品展示とシンポジウム
作品展示 : 9月23日[金]-10月10日[月・祝] 芸術の山/第0号/発刊準備公開キャンプ「立体編
その1」<終了いたしました>
シンポジウム : 9月24日[土] 11:00-20:00/定員30名
プログラム ●第1部、オリエンテーション(11:00-12:45)
「日本の立体系現代美術作家について/アートにとって「ネタ」とは何か?」
講師=林卓行(芸術の山) ●第2部、プレゼンテーション(13:30-18:00)
「アーティストは、何を/何かを作っているのか?」
参加アーティスト=富井大裕+高柳恵里+森田浩彰+豊嶋康子(プレゼンテーション順) ●第3部、ディスカッション(18:00-20:00)
質疑応答+全体討論 ●『芸術の山』ブログ
→ http://mountainofart.blog18.fc2.com/
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わたしたちは世界を自分が見たいように見ている。
それをなんの用意もなく違うように見ることはとてもむずかしい。
世界はいつもわたしたちが見たいようなすがたでしかそこにない。
いかにして世界のべつのすがたを見るか。それもできるだけ簡単に。
ぼくが導き出した結果は、おそらくあるひとにはまったくそのままに見えるかもしれない。
でもたぶんべつのあるひとには違ったすがたとして見えるだろう。
すくなくとも、しかしそれらは、この世界の法則にしたがいなにかしらの結果となったものである。
田中功起 |
■『原因が結果』同時開催の他会場
VOID+ → 9/9[金]-10/8[土](月曜-金曜5-8pm土曜12-8pm)
青山|目黒 → 9/15[木]-10/20[木](木曜1-7pm、他はアポイント制)
プロフィール 田中功起 Koki TANAKA
1998 |
ウィーン芸術アカデミー(オーストリア)に短期留学 |
2004 |
アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)の助成によりロケーション・ワンに参加、ニューヨークに滞在 |
2005 |
東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了 |
[主な個展]
2001 |
「田中功起展─隠れ作業」、ギャラリーαM、東京(リーフレット) |
2004 |
「特別展示 田中功起 買物袋、ビール、鳩にキャビアほか」、群馬県立近代美術館、高崎(カタログ) |
[主なグループ展]
2001 |
「セゾンアートプログラム・アートイング東京2001 生きられた空間・時間・身体」、 旧新宿区立牛込原町小学校、東京(カタログ)
「スクリーン・メモリーズ」、水戸芸術館現代美術ギャラリー、水戸(カタログ)
「フィリップモリスK.K.アートアワード2002 ザ・ファースト・ムーブ」、東京国際フォーラム、東京(カタログ)
「ロストワールド―記憶の遊園」、豊田市美術館、豊田
「熊本国際美術展 アティテュード 2002―心の中の、たったひとつの真実のために―」、熊本市現代美術館、熊本(カタログ) |
2003 |
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2003」、越後妻有6市町村、新潟(カタログ)
「心の在り処:日本の現代美術」、ルードヴィッヒ美術館、ブダペスト、ハンガリー/モスクワ市現代美術館、ロシア(カタログ) |
2004 |
「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望2004」、森美術館、東京(カタログ) |
[スクリーニング]
2005 |
「Premieres」(企画:バーバラ・ロンドン)、ニューヨーク近代美術館、ニューヨーク、USA
「Marking Time」(企画:グレン・フィリップス)、ゲッティ・センター、ロスアンゼルス、USA |
[パブリック・コレクション]
熊本市現代美術館、栃木県立美術館、広島市現代美術館、群馬県立近代美術館 |
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