ロベール・クートラス展
「僕のご先祖さま Mes Ancêtres」
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期間:
会場:
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2015年2月8日[土] – 4月5日[日]
好評につき会期延長 – 4月19日[日]
NADiff modern
(渋谷・東急Bunkamura B1F)
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1930年パリに生まれ、苦境の中でも描き続け、生涯アーティストとして生きた画家、ロベール・クートラス。
この度、グァッシュの肖像画作品のみで構成された、作品集「僕のご先祖さま Mes Ancêtres」(エクリ) の刊行を記念して、ナディッフモダンにて、グァッシュ作品を中心にロベール・クートラス展を行います。
ボール紙などを切り抜いて描いたカード画「カルト」以外にも、油彩、グァッシュ、テラコッタなど、多くの作品を残しているクートラス、没後30年となる今年、その知られざる作品群の一部をナディッフ・モダンにてご高覧くださいませ。
松濤美術館にて開催される日本初の回顧展「ロベール・クートラス展 夜を包む色彩」と併せてどうぞ。
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ロベール・クートラス作品集
『僕のご先祖さま Mes Ancêtres』
カルトを「僕の夜 “Mes Muits”」と呼んだように、クートラスはグァッシュの肖像画作品群を「僕のご先祖さま “Mes Ancêtres”」と名づけ、多くの作品を残しています。
松濤美術館での展覧会に併せて、シャルトルでの回顧展でも大変反響のあったグァッシュの作品で構成される作品集。
2015年2月8日発売 / 378mm×258mm / 64頁 / 掲載作品点数:60点
日本語・仏語 / 撮影:片村文人 / デザイン:須山悠里 / 企画:岸真理子・モリア+エクリ / 協力:Gallery SU
価格:3,500円+税 >> Webshop
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ロベール・クートラス作品集
『僕の夜 Mes Nuits』
画廊との決別後、毎晩没頭した手札大のカード画「カルト」の制作。クートラスは「カルト」を「僕の夜 “Mes Muits”」と呼び、約6000枚ものカルトを制作しました。その中から70点を紹介した、クートラス初の作品集。
四六判 / 104頁 / 箱付き / 日本語 (一部仏語訳付き) / 撮影:内田芳孝+岡野圭, 平地勲 / 編集:佐伯誠+エクリ / デザイン:須山悠里 / 企画:岸真理子・モリア+エクリ / 協力:山内彩子 (Gallery SU)
価格:2,500円+税 >> Webshop
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『夜のギニョール劇団 ロベール・クートラス ポストカードブック』
手札サイズの作品 “カルト”。6000枚から16枚を選び抜き、ポストカード集にしました。原寸大で作品を味わえる作品集でもあります。
絵:ロベール・クートラス / 文:岸 真理子・モリア
ポストカード150×105mm×16枚 (“カルト” 部分切り抜きミシン目入り) まえがき・あとがきほか収録 全40ページ / 装丁:木村裕治、後藤洋介 (木村デザイン事務所)
価格:1,600円+税 >> Webshop
※本書のポストカードは、第1種の定形郵便物です (料金:82円)。繊細な作りとなっておりますので、送付の際などにカルトの部分が、抜け落ちる可能性もございます。お取り扱いに充分ご注意ください。
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『クートラスの思い出』
これまで詳しく知られることのなかったクートラスの生涯を、最晩年、彼と同居し、遺言にしたがい作品を管理をする女性がはじめて綴りました。パリの町並みのなかに、アルザスに、ブルターニュのカテドラルに、クートラスが、いま蘇ります。
── 伝記にして芸術論、そして恋の物語。
未発表デッサンを含む、図版多数収録!
著者:岸真理子・モリア
新四六判 (188×121mm) / 並製 / 306頁 (内カラー32頁) / 装丁:木村裕治、後藤洋介 (木村デザイン事務所)
価格:1,600円+税 >> Webshop
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没後30年「ロベール・クートラス展 夜を包む色彩」カルト・グワッシュ・テラコッタ
会場:松濤美術館
会期:前期|2015年2月8日[日] − 22日[日] / 後期|2015年2月28日[土] − 3月15日[日]
休館: 2月9日[月]、12日[木]、16日[月]、 3月2日[月]、9日[月]
開館時間:午前9時〜午後5時
(入館は午後4時30分まで)
入館料 無料
記念対談
「クートラスを語る──描くこと、生きること」
会場:松濤美術館
日程:2015年2月8日[日]14時より
出演:堀江敏幸 (作家) × 岸真理子 (遺作管理人)
参加費無料、予約不要
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ロベール・クートラス Robert Coutelas
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1930年にパリに生まれ、1985年に急逝したフランス人画家、ロベール・クートラス。「現代のユトリロ」とも呼ばれていたクートラスですが、所属の画廊から求められる画風を断ってからは、ひたすらカルト (carte) という手札大のカード画の制作に没頭しはじめます。靴箱や広告など、身近にある厚めのボール紙に油絵の具で下地を作っただけの画布。お尻を突き出した子供、人の顔をした昆虫や鳥、画面上を覆う植物、読み取れない文字。毎夜、様々な題材で描き続けられたカルト群は、「僕の夜 “Mes Nuits”」と名づけられました。
また同時期にポスター裏に描いたグァッシュ画には、クートラスが「僕のご先祖さま “Mes Ancêtres”」と呼んだ、多くの肖像が描かれました。他にも油彩、テラコッタ、木片や封筒の裏面に描いた遊び心溢れたドローイングなど、豊かなマチエールと不思議な物語が潜む作品群は見る人の心を捉えてやみません。
クートラスの友人であった画家・ヤンケルが、彼についてこう語っています。
「クートラスはロマネスク時代の存在なんだよ。彼は12世紀に生きればよかった。今の時代はこうした孤独な夢想者、天才的な職人そして心底からの詩人なんか見向きもしない。われわれの時代は、詩人たちを必要としていない」
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展示についてのお問い合わせ
Book Shop: NADiff modern
150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1Bunkamura B1
TEL. 03-3477-9134
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