長屋と古い町並みが残る墨田区の京島の夜の路地を舞台に、不確かな物語の断片を演じる架空の女性 「池田みどり」。
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池田みどり プロフィール 『池田みどり』は、写真家の池田晶紀(いけだ まさのり)と美術作家の三田村光土里(みたむら みどり)によるアート・ユニット。 お互いの作品の背景にある潜在的な記憶をもとに、新しい風景を写真でドラマチックに視覚化する。2007年、『向島芸術計画』において、三田村光土里による滞在プロジェクト『編む女の棲む長屋』の写真作品制作を機に結成。2008年には無名の新人「池田みどり」として、第8回ヨーロッパ国際写真フェスティバル“Tickle Attack”に選ばれ、フィンランドとポーランドを巡回。欧州にも活動の場を広げる。 池田晶紀は、ポートレイト・シリーズ『休日の写真館』を始め、写真館の息子としてのおいたちと生まれ持ったコミュニケーション能力で、あらゆる人々の表情を自然体でありながら個性豊かに写しだす写真で、媒体を問わず活躍する。 三田村光土里は、『人が足を踏み入れられるドラマ』をテーマに、人々の普遍的な記憶が交差する日常のストーリーを、写真、ビデオ、インスタレーションなど、素材を超えた独自のアプローチによって作品化している。 |