狩野哲郎『New Plants by Tetsuro Kano』
発行記念アーティストトーク

出　演：狩野哲郎（アーティスト）
ゲスト：下道基行（アーティスト）

日　時：2011年6月26日[日] 17:00ー19:00
会　場：NADiff a/p/a/r/t 店内

入場無料（予約不要）
※30名様以降は立見となりますのでご了承ください。

日用品および実際の動植物を使ったインスタレーション作品や、マスキングテープやシールなどの既製品を組み合わせたドローイングを制作する狩野哲郎。
只今、恵比寿waitingroomにて開催中の個展に合わせ、自身初のZine（アートブック）『New Plants』（限定100部）を制作しました。

その発行記念イベントとして、狩野の友人でありgallery αMでの個展を控えた注目の写真家・下道基行氏をゲストに迎え、アーティストトークを行います。
国内外のレジデンスプログラムに精力的に参加し、滞在制作をメインに活動する狩野と、旅が作品制作の中心にあり、全国に残る軍事遺構を訪れ現代における "戦争のかたち" を写真集にまとめた下道。

今回のトークでは、ふたりの作品を紹介しながら、"旅と本"、"移動と編集" というテーマについてお話し頂きます。

Tetsuro Kano『New Plants』

waitingroom / B4変形 / 16頁 / edition 100 / 945円（税込）

※当日会場にて「New Plants」をお買い上げのお客さまには、狩野哲郎がサインを致します。

狩野哲郎個展『Anonymous Corridors 〜あたらしい回廊〜』2011年5月28日[土] - 7月9日[土]
会場：waitingroom　　>> 詳細

下道基行個展『成層圏 vol.3』 2011年7月9日[土] - 8月13日[土]
会場：gallery αM　　>> 詳細

1980年宮城県仙台市生まれ。東京造形大学造形学部デザイン学科（環境デザイン／都市環境コース）卒業後、同大学院造形研究科（美術研究領域修士課程／絵画コース）を修了。
多くのレジデンス・プログラム（現地滞在・制作プログラム）を通して、インスタレーション、ドローイング、写真などを使ったサイトスペシフィックな作品を制作してきている。近年では、SEOKSU ART PROJECT（韓国）や国際芸術センター青森（青森）など、国内外のレジデンス・プログラムに精力的に参加する。

1978年岡山県生まれ。2001年武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。2003年東京綜合写真専門学校研究科中退。
2005年、日本全国に残る軍事遺構を探し撮影した「戦争のかたち」を出版。日本全国で放置されている戦争の遺構を使い、イベントを起こしながらそれを記録していく「Re-Fort」のほか、「日曜画家」、「旅をする本」など多数の プロジェクトを行う。