河内タカ『アートの入り口──美しいもの、世界の歩き方[アメリカ編]』(太田出版)
出版刊行記念
徒然なるままに、ラジオのように、アメリカのアートを語る夕べ。
―東京で暮らしながら考える、アメリカで出会ったアーティストたちのこと―
日 時:2016年3月11日[金] 19:30−21:00
会 場:NADiff a/p/a/r/t
定 員:30名
入場料:1,000円(ワンドリンク)
協 力:太田出版
この度NADiff a/p/a/r/tでは、河内タカ『アートの入り口──美しいもの、世界の歩き方[アメリカ編]』の出版を記念したトークイベントを開催いたします。
河内さんの著書は、FACEBOOK上で5年近く毎朝書き続けてきた、ご自身の好きなアートや作品について綴った文章がもとになっています。河内さんは1970年代末からアメリカに渡り、2011年に帰国するまでの間、作品を制作する画家として、また、キュレーターとしての活動を通して、活発なアメリカのアートシーンに身近な距離から接してこられました。
このエッセイ集は、アメリカで出会ったアーティストたちとの交流や、作品との出会いについて、実に軽妙洒脱な筆致で綴られています。本書は「アートの入り口」と題されていますが、いわゆるアートの入門書でもガイドでもありません。ですが、筆者が実際に目にし、体験した出来事とその経験に裏打ちされた情報量が説得力となり、まるで「アメリカのアート」という友人について語るような、やわらかで親しみのある文体も助けとなって、豊穣なアメリカンアートの世界が読み手にも親近感をもって伝えられます。
今回のトークイベントでは、河内さんにとって最も印象的な出会いと交流を果たした5名のアーティストについて、ご著書で書き尽くせなかった貴重なエピソードなども交えながら、お話をお聞かせいただきます。また、アメリカでの暮らしだけでなく、今ここ(東京)の暮らしの中で、河内さんが日々考えているアートのことなども、ざっくばらんにお話し頂く予定です。
お飲み物を片手に、河内さんのお気に入りの音楽を響かせながら、リラックスした雰囲気でお愉しみ頂けるイベントとなります。是非この機会にご来場ください。
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