宮島達男
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1996年に立ち上げられた「柿の木プロジェクト」は、宮島達男が長崎で原爆の焼け跡で生き残った柿の木を治療し育てている樹木医・海老沼氏との出会いで始まりました。このプロジェクトは、被ばくした柿の木から2世を育て、世界各地の子供たちとともに植樹をしています。これは「被ばく柿の木2世」を通して一人ひとりの『時の蘇生』を目指すアート・プログラムです。今年 (2012年) の夏にこれまでの活動が一冊の本にまとめられました。これを手元に、いま、社会のなかで「柿の木プロジェクト」に可能性、アートプログラムの使命、その思いと今後の展望を、宮島達男氏ご本人にお話ししていただきます。 |
新刊情報 『柿の木の物語 |